今朝の「虎ノ門ニュース」。竹田恒泰が「臨時出演」して、父親であるJOC(日本オリンピック委員会)・竹田恒和会長の「潔白」を主張した。
「私はハンを押しただけ」と逃げ腰の父親に比べると、竹田恒泰はよくしゃべり、論点をはぐらかすのが上手だ。加えて、有本香までが、竹田の主張をサポートしているのはガッカリだ。
3年前に外国筋から明らかになった「東京五輪招致疑惑」が日本ではうやむやにされたのは、竹田恒和会長が”高貴”な出自であるが故に、日本の検察当局は容易に手を出せなかったからだ。今朝の竹田恒泰は、父親は何も知らないところで、陰謀に巻き込まれているかのような、噴飯ものの弁明を繰り返した。「朝日」「立憲民主党」が悪いと言うのだが、竹田恒和の”暗愚”に原因があるとは決して認めない。ここには、昭和天皇の戦争責任と共通する問題がある。
「虎の門ニュース」は大手マスメディアにはない面白さがあるのだが、こと「皇室」関連では「大政翼賛会」的な迎合が目立つ。「朝日」「毎日」と同じ意味で、鵜呑みにはできないということだろうか。
【DHC】2019/1/17(木) 有本香×竹田恒泰×居島一平【虎ノ門ニュース】