安倍首相が小中高等学校の休校を”要請”したが、果たしてこんなことで感染の蔓延を防げるのか?
この”非常時”に国会では、野党が法相への不信任決議案を提出し「民主主義の危機」などと騒いでいる。迅速な決断な必要なこの時に、内閣一同が国会に釘付けになっているのだから、笑えぬ喜劇と言ってよい。
決断をしない政府が小中高等学校の休校に踏み切ったとなれば、次は企業や小売業などの休業だろう。そうなれば、国民の多くがコトの重大さに気づき、水や食糧の確保に奔走するだろうから、スーパーなどは品薄状態になり、社会全体が原発事故時のような状況になる。
明日がポイントだと思う。まだ休校になっていない明日は、食糧などを調達できるまたとない機会となるだろう。企業が休業すれば、大都市は事実上”武漢封鎖”のような状況になるだろう。
日本政府が卑劣だと思うのは、今なおパン屋は包装なしでパンを売っているし、マスクをしていない店員も多い。”要請”という曖昧な言葉が、すべてを表している。「曖昧な国日本」と言った大江某の言葉が浮かんでくる。
この駄文に目を通した方には、ぜひ、明日”糧食”を確保しておくようお勧めしたい。武漢封鎖の真っただ中にいる夫婦(「武漢封鎖日記」下記の映像参照)のようになりかねない事態が迫っている。
全国すべての公立小中高休校へ 安倍首相が表明、新型肺炎で3月2日から