澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

マントヴァーニの「フィルム・アンコール」(BBC Mantovani Show)

2020年06月05日 23時48分20秒 | 音楽・映画
 1960年代初めに日本でもTV放送されたという「マントヴァーニ・ショー」。私自身はリアルタイムで見たことはないのだが、DVD化されたいくつかの放送分は見ている。
 最近になって、YouTube上に私が未見のものがUPされているのを知った。

 マントヴァーニの「カスケーディング・ストリングス」(Cascading Strings 滝が流れ落ちるような弦楽器の響き)は、かつて一世を風靡した。
 
 モノクロの画面で見るマントヴァーニの音楽は、一見して古色蒼然、骨董品のような趣と言えるだろう。だが、PA(Public Address)を使わない、生のオーケストラ音楽は、クラシック音楽と比べても遜色がない。

 初めての方は、ぜひ美しい弦楽器の響きに注目していただきたい。「フィルム・アンコール」という番組タイトルは、マントヴァーニのLPレコードと同名(1958年リリース)で、彼の最大ヒットアルバムとなった。


Mantovani: Film Encores | Full HD Movies For Free | Flick Vault

コロナ禍の横浜を散歩

2020年06月05日 04時26分03秒 | 散歩
 6月4日、「県境を越えての移動は自粛を」という黒岩・神奈川県知事のお言葉をよそに、「東京アラート」発令下の危険地帯を抜け出して横浜散歩。

 いつも駐車する「東横イン」は「5月1日より当分の間、宿泊者以外の駐車お断り」とのことだったので、対面のビルに駐車。横浜は、駐車場料金が安いので、気軽に来れるのがいい。

 NHKニュースやTVワイドショーばかり見ていると、マスメディアの世論誘導にまんまと乗せられ、「新型コロナウイルス」が巨大な悪魔のように思えてくる。PCR検査数が足りない…、諸外国に比べると…、韓国では…こんなご託宣に耳を傾けず、美味いものでも食いに行こうかというのが、今回の「県境突破」の趣旨だ。

 正午ごろ、中華街に着く。横浜ローズホテル前の「南粤美食」(なんえつびしょく)という広東料理の店へ。コロナ騒ぎ以前には、いつでも行列の店だったが、今日は前に二人連れが待っていただけ。海老ワンタン、広東風釜飯、鳥の塩焼きなどが名物なので、私たちは海老ワンタン(980円)、釜飯(1680円)を注文、お土産に鳥の塩焼き(800円)、手羽煮、粽(ちまき)二個を買った。しめて七千円くらいだった。

 海老ワンタンは塩味が強いが、文句なしに美味。釜飯は腸詰、干し貝柱が美味だが、量が少ないうえに、値段が1680円と高い。ローズホテルのランチが1500円だから、つい比較してしまう。


 食事のあとは、台湾スイーツの店「Meet Fresh」(ミートフレッシュ)で好みの豆花を選ぶ。この店は二度目だが、ひとりも客がいないのが気になった。



 山下公園の人出はまばら。ベンチは「三密を避けるため」として、間隔が空けられていた。大桟橋にはどこか見たようなクルーズ船が、またもや停泊中。ネットで検索したが、船名は公開されていなかった。



 外国人観光客がいなくなった横浜は、清潔さと安心感が戻った。私たちは、夜の接客業の店(早く言えば、性風俗)に行くわけでもなく、マスクを着けて散歩するだけ。これまで、いかにマスメディアに煽られて、過剰情報を信じ込まされてきたか、改めて実感した。コロナに惑わされず、街に出よう、か。