さきほど(7月23日午後)、東京都の新型コロナウイルス感染者が、過去最多の366人と発表された。TV局は「それみたことか」とばかり煽りたてている。
だが実は、発表のこの数字、鵜呑みにはできない。東京都発表の数字を見ていると、小池都知事にとって好都合なように、感染者数が”操作”されているのではないかという疑いがある。最多366人という発表は、Go to トラベルが開始された連休初日に当たった。前日、小池都知事と東京都モニタリング会議の山本・杏林大教授が「この時期に、Go to トラベルを実施するのは、医療関係者の努力を冒涜するもの」という趣旨の発言をしている。これらを考え合わせると、小池都知事が安倍政権を”悪者””敵”に仕立て上げ、自らを「小池劇場」の主人公として脚光を浴びようとしているとしか思えない。だが、「女帝 小池百合子」(石井妙子著)を読んだ人なら、これが小池の常套手段だと分かるだろう。
コロナ禍を千載一遇のチャンスと見て、パフォーマンスを続ける小池百合子。なんだか、福島原発事故をヘリコプターで見に行った菅直人が重なってくる。そう、二人はポピュリズム(大衆迎合)のオポチュニスト(ご都合主義者)だ。
マスメディア関係者は、当然、「女帝 小池百合子」を読んだはずだ。あの本を読んでなお、自作自演の「小池劇場」にエールを送るのなら、これはもう犯罪的だ。
小池百合子に操られて一喜一憂するのは愚かなこと。そこで私は、こんな動画を”解毒剤”として見ることにしている。
【宮沢先生にじっくり聞きました】今の感染増加は?次の冬はどうなる?GO TOキャンペーンは?ワクチンは?薬は?