澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

加藤登紀子と田中優子~戦争を知らない老婆たち~

2022年12月07日 11時17分43秒 | マスメディア

 近頃、耳障りな発言をした二人の老婆のお話。
 
 加藤登紀子と言えば、「知床旅情」で知られる往年の歌手だが、知る人ぞ知る東大卒の「才女」。この人の「進歩的文化人」気取りは筋金入りだ。全共闘運動で知られた夫(故人)とは「獄中結婚」し、一部のファンからは喝采された。しかし、彼女の学生時代を知る衛藤瀋吉氏(故人、東大名誉教授)が「加藤登紀子は東大で何も勉強しなかった」と話すのを私は聴いたことがある。「保守派」で「学問」には一家言ある衛藤にとっては、恵まれた環境にあるはずの東大駒場で、まともな勉強をしなかった彼女には、苦言を呈さずにはいられなかったのだろう。
 その加藤登紀子が、78歳にもなった今、ツイッターで珍妙な発言をした。「戦わない国としてのポリシーで日本は守られる」論と言うべき発言だ。これについては、飯山陽氏(いいやま・あかり 中東研究者)が厳しい批判をしている(下記参照)。

 要するに、今なお、加藤登紀子は何も学んでいない。「護憲妄想」に憑りつかれた老巫女そのものだ。上目目線で「大衆」を「善導」するという傲慢!これほどの老残を見せつけられると、かえって悲しくさえなる。

 もうひとりは、田中優子・前法政大学総長。七十歳。先日の「関口宏 サンデーモーニング」で「防衛費の増大は問題。そのお金を”敵対国”に使うべきだ」と仰せられた。私見では、この人は典型的な「藩札教授」。「藩札」とは、江戸時代、各藩ごとのみで通用した通貨。だから藩札教授とは、特定の大学でしか通用しない教授を指す。法政大学出身で、首尾よく教授のポストを得て、学内行政を上手に立ち回り、「総長」の座を得た人。多分、母校出身者として初めての総長ではなかったか。法政大学というところは、教授ポストは基本的に東大の植民地であり、法政出身者(=母校出身者)が入り込む隙はほぼない。しかも、教授陣の大半は左翼寄りの連中ばかり。田中優子は、東大植民地(法政)で育った原住民(法政出身者)の中で、お気に入りとしてピックアップされた「逸材」だったのかも。それはそれとして、前総長の肩書を背負いながら、能天気な発言しかできないこの人は、法政大学の実態を自ら暴露しているようなものではないか。

 大昔、「戦争を知らない子供たち」という歌が流行った。今思えば、戦争を経験していない我ら世代は平和の歌だけ歌い続けよう、という能天気な内容だったが、加藤登紀子、田中優子の二人は、この歌を地で行く人生を歩んできた。普通の人は、立ち止まり、考え直すようなことも、この二人は「自分こそ正義」という傲慢さで、見て見ぬふりをしてここまできた。この醜悪さ、気味の悪さは何ともしがたい。

 

【やっぱり!】加藤登紀子氏「戦わない国としてのポリシーで日本は守られる」論と日本性悪説

#1610 大炎上「敵に金を払え」と田中優子のみかじめ料なTBS「サンモニ」。「戦わない国としてのポリシー」と加藤登紀子の100万本のお花畑|みやわきチャンネル(仮)#1755Restart1555



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