高齢者の枠に属する友人から怒りのメールが届いた。これまでGo to トラベルを利用して、壱岐、対馬などに足を延ばしてきた。
そのGo to トラベルが突如、東京都民の高齢者(65歳以上)に限って「自粛」(事実上の禁止)を「要請」される事態となった。
東京都の高齢者は、これに唯々諾々と従うのか、それとも怒りの声を上げるのか、実に興味深い。
何となれば、マスメディアが「コロナ禍」を実像以上に誇張、煽り立てた結果、標的になったのが「Go to トラベル」施策で、その最大の犠牲者が「65歳以上の東京都民」という次第だからだ。
「コロナ禍」をこれほどまでに騒ぎ立てるのは、日本医師会と特定の政治家との結託ではないか。小池都知事は、医師会と談合して「緊急医療のひっ迫」「医療従事者の疲弊」を騒ぎ立てるが、異論、反対意見も多い。小池には、菅政権を揺さぶろうという魂胆もあるのだろう。医師会は、自ら手を汚さず、PCR検査を保健所、民間機関に丸投げし、利益の配分だけをこだわる。同時に、製薬会社は、ワクチンをめぐる利権があるので、「コロナ禍」を強調する側に立つ。
聞くところによれば、「Go to トラベル」とPCR検査陽性者数(TVではこれを”感染者”と言うが)は、全く相関関係が認められないという。
女帝・小池百合子のパフォーマンスの犠牲になる「東京都民」は実にお気の毒。小池と結託して、「医療のひっ迫」を騒ぎ立てるマスメディアも罪深い。こんな状況下で「東京五輪」中止はほぼ確実なのに、どのメディアも沈黙を続ける。一方、秋篠宮が「結婚容認」を言ったとたん、その婚約者に対する批判は聴かれなくなった。
長いものには巻かれろ、「同調圧力」のこの国では、どれほど「本心」を明かすのに勇気がいることか。
新型コロナ 「GoTo」東京発着、高齢者らに自粛呼び掛けへ 小池知事が菅首相と合意