澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

銃規制は必要か~佐世保乱射事件

2007年12月16日 18時20分58秒 | Weblog

次の記事を読んだ人は今回の事件をどう感じるのだろうか。

 長崎県佐世保市の散弾銃乱射で8人が死傷した事件で、馬込政義容疑者(37)宅の近所に住む会社役員の男性が同容疑者の散弾銃所持を問題視し、県警に相談していたことが15日、分かった。最寄りの交番や知り合いの県警幹部に伝えたという。県警は「銃刀法に基づき審査しており、適切な許可だった」と説明している。
 馬込容疑者は散弾銃3丁と空気銃1丁を所持。佐世保署は2002年7月から今年9月にかけ、同容疑者の申請を受け、各銃の所持を許可した。
 この男性によると、馬込容疑者の日ごろの様子をおかしいと感じていたが、4~5年前に同容疑者の銃所持を知り、「許可に問題がある」と近くの交番に相談。警察官は「答える筋合いはない」と言って応じなかった。
 その後、知人の県警幹部にも電話で相談。この幹部は「対応しますから」と言ったという。 

ほとんどの人が「警察は何もしてくれない」と思うのではないか。TVのワイドショーでは、早速キャスターが警察批判のようなコメントをしていたが、事はそんなに単純なのだろうか?
もし警察が「様子がおかしい」ことを理由に銃の所持を取り消すことができるのなら、それにたいして「警察権力の濫用」という批判が起こることは間違いない。「銃刀法に基づく適切な許可」だったとする警察の主張は、法治国家である限り認めなければならないはずだ。

明日のワイドショーで「みのもんた」が、何と言うか注目だ。「全く警察の奴らは…」とまでは言わないだろうが、何か見当違いな事を言うだろうと想像できる。
不景気でうっぷんが溜まる年末、警察や公務員ばかり批判攻撃しないで、マスコミ連中のいい加減な報道を注視すべきだろう。

 

 

 


 

 

 


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