5月23日(土)、台南・国立文学館前の広場では、若い女性4人組のミニコンサートが開かれていた。
この国立文学館は、日本統治時代、台南州の庁舎として建てられたもの。コロニアルな西洋風建築で、一目見て日本時代の建築だと分かる。台南には今なお、こうした建築物が数多く残されている。台南駅舎、消防署、警察署などは今なお現役で、その他の建物も文化財としてきちんと保存されている。
(ライトアップされた台南・)国立文学館
北回帰線の真下にある台南は、5月といっても、日本人の感覚ではもう真夏。夜8時を過ぎた広場は、夕涼みに格好の場所だ。スクーターに乗った若者や、近所のおじさんが耳を傾ける。
4人の美女は、バイオリン、フルート、ピアノ、そしてヴォーカルという編成。以前、NHKに出演していた「バニラ・ムード」という音大生4人組とそっくりな感じがした。グループの名前は不明だが、多分、クラシック音楽を専攻する台南芸術大学の学生ではないかと思われる。
台南・国立文学館前のミニコンサート
ここで唄われている曲は、「牽阮的手」。台湾では有名な曲らしい。結婚式に臨む父親と娘の心境を綴った歌なのかも知れない。
初夏の古都を彩る調べ…。この穏やかな夕べがずっと続くことを心から願った。
この国立文学館は、日本統治時代、台南州の庁舎として建てられたもの。コロニアルな西洋風建築で、一目見て日本時代の建築だと分かる。台南には今なお、こうした建築物が数多く残されている。台南駅舎、消防署、警察署などは今なお現役で、その他の建物も文化財としてきちんと保存されている。
(ライトアップされた台南・)国立文学館
北回帰線の真下にある台南は、5月といっても、日本人の感覚ではもう真夏。夜8時を過ぎた広場は、夕涼みに格好の場所だ。スクーターに乗った若者や、近所のおじさんが耳を傾ける。
4人の美女は、バイオリン、フルート、ピアノ、そしてヴォーカルという編成。以前、NHKに出演していた「バニラ・ムード」という音大生4人組とそっくりな感じがした。グループの名前は不明だが、多分、クラシック音楽を専攻する台南芸術大学の学生ではないかと思われる。
台南・国立文学館前のミニコンサート
ここで唄われている曲は、「牽阮的手」。台湾では有名な曲らしい。結婚式に臨む父親と娘の心境を綴った歌なのかも知れない。
初夏の古都を彩る調べ…。この穏やかな夕べがずっと続くことを心から願った。
写真を撮るセンスが抜群です。