澎湖島のニガウリ日誌

Nigauri Diary in Penghoo Islands 澎湖島のニガウリを育て、その成長過程を記録します。

台湾一周鉄道旅行 (5) 高雄の夜市

2013年12月27日 01時13分50秒 | 台湾
 12月14日(土)、高雄に住むCさんご夫妻に台湾糖業博物館(高雄糖廠)、美濃の陶芸工房、客家村を案内していただいた。
 夕方、京城大飯店に戻る。友人のひとりは、高雄駅の反対側にある繁華街に買い物に。もう一人の友人と私はどこかで夕飯を食べようという話になった。私は高雄港あたりまで行って、何か美味しいモノをとも思ったが、年下の友人はもう疲れたという。

 Cさんは「ホテルの裏の方にも夜市がある」と教えてくれたので、とりあえずホテルを出た。ホテルの横には、手づくりのベーカリー(麺包店)があり、コーヒー・スタンドもある。そのすぐ隣には小吃店(ビーフンやワンタンなどを食べさせる小さなお店)が…。もうここでいいや、と思った途端、隣の「好年代」という海鮮料理の店が目に入った。

 京城大飯店近くの好年代平價海鮮燒烤店

 土曜日の午後6時前という時間だったので、店はがらがら。店の前には、活きた海老や貝、魚などが沢山あり、客は好きなものを調理してもらうというシステムらしい。だが、金額が全く表示されていないので、見当もつかない。でも、お腹が空いてきたということで、思い切って入ってみた。

 我々が頼んだのは、①茹でた海老、②蒸したイカ、③キビナゴの天麩羅、④蒸した蛤、⑤アスパラガスと豚肉の炒め物、以上の五品だった。



 予想以上の美味しさに大満足。この料理には「台湾ビール」がキリンの「一番搾り」よりずっと相性がいいことも分かった。

 時間が経つに連れて、店は満員に。家族連れや会社関係の宴会ばかりで、二人連れの外国人は私たちだけ。店の小姐は、みな陽気で親切。片言で話すうちに、友人はこんな写真を撮ったりした。


 友人と小姐
 私とホンモノ?の小姐

 周囲の宴席を眺めると、いくつか日本人とは違うところがある。料理が主で酒を飲む人は少ないという点だ。これは中華世界共通の傾向なのだろう。それと、料理の量と品数が圧倒的だ。隣のテーブルにカラスミのような皿が運ばれてきた。友人が食べたそうだったので、追加注文。500元(1,700円くらい)だった。

 追加注文のカラスミ(500元)

 これは衝撃的なほど美味しかった。カラスミ専門店で買っても、同じくらいの値段はするから、良心的といっていい。
 二人で大瓶ビール4本、カラスミを含めた料理六品で2,010元。それをジャスト2,000元(約7,000円)にしてくれた。一人あたり3,500円という計算に高雄駅周辺のホテルに泊まる人にはお薦めできる店だった。

 台湾最後の夜は、これでは済まない。海鮮料理がこれだけ美味いのだから、隣の小吃店が不味いなどということはあり得ないと思った。それで、友人がビーフン、私は雲呑を注文。ビーフン35元、ワンタンは40元だった。これは仕上げの一杯として、絶品だった。


 小吃店の雲呑(ワンタン)

 私たちがさかんに「美味しい、オイシイ」とはしゃいだので、おばちゃん、いや小姐は「サービス!」と言ってワンタンを一切れずつ追加してくれた。友人は喜んで、小姐と記念撮影。

 小吃店の経営者のおばさま(小姐)と

 満腹のあとは夜市をぶらぶら。日本と全く変わらないお寿司の屋台、珍しいものばかりの果物屋さんなどを目で楽しんだ。夜8時でも、気温は20度を下らない。正直、もっと味わいたかった南国の夜…。 


 

 



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2 コメント

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満腹になりましたー?? (譲二)
2013-12-28 10:55:32
見ただけで美味しそう!羨ましい

このホテル夜市にも近いし、海鮮料理屋も上等があって好いですね。
しかし、この時期の果物ってなんでしょうか?

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Unknown (torumonty)
2013-12-28 12:04:00
譲二 様

 蜜棗という果物(小さな青リンゴのような果物)をCさんが買ってくれました。「これがいまおいしい」と言われて。味はリンゴよりずっと甘く、水分たっぷりでした。家人に持ち帰ったら、「おいしい」と誉めてくれました。
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