都月満夫の絵手紙ひろば💖一語一絵💖
都月満夫の短編小説集
「出雲の神様の縁結び」
「ケンちゃんが惚れた女」
「惚れた女が死んだ夜」
「羆撃ち(くまうち)・私の爺さんの話」
「郭公の家」
「クラスメイト」
「白い女」
「逢縁機縁」
「人殺し」
「春の大雪」
「人魚を食った女」
「叫夢 -SCREAM-」
「ヤメ検弁護士」
「十八年目の恋」
「特別失踪者殺人事件」(退屈刑事2)
「ママは外国人」
「タクシーで…」(ドーナツ屋3)
「寿司屋で…」(ドーナツ屋2)
「退屈刑事(たいくつでか)」
「愛が牙を剥く」
「恋愛詐欺師」
「ドーナツ屋で…」>
「桜の木」
「潤子のパンツ」
「出産請負会社」
「闇の中」
「桜・咲爛(さくら・さくらん)」
「しあわせと云う名の猫」
「蜃気楼の時計」
「鰯雲が流れる午後」
「イヴが微笑んだ日」
「桜の花が咲いた夜」
「紅葉のように燃えた夜」
「草原の対決」【児童】
「おとうさんのただいま」【児童】
「七夕・隣の客」(第一部)
「七夕・隣の客」(第二部)
「桜の花が散った夜」
糊空木(ノリウツギ)の花が咲きました。
北海道ではサビタと言います。語源はアイヌ語ではなく東北だと言います。
あるアイヌの若者が美しい娘に恋をした。恋心を打ち明けられた娘は「このサビタの花が散る時がきたら…」と返事します。若者は燃える思いで待ち焦がれた。しかし、花は枯れ果てても落ちずいつまでも残ったままで、その恋は実らなかったと言う話です。 これはアジサイの花と同様、「サビタ」の装飾花は綺麗で目立つが実を結ばない、そして冬になってもドライフラワーになって枯れずに残る。 それと知らずに待ち続けた若者。何とも悲しい酷な結末です。 |
糊空木(ノリウツギ) 北海道より九州まで、各地の平野部から山地の日当たりのよいところに自生する落葉低木。南千島、サハリン、中国に分布。幹は2~3mに伸び、樹皮は灰褐色で、内皮には粘液が多い。葉は対生し、広卵形~卵状楕円形で、先端が急に狭くなり、さらに先端がとがる。縁に鋸歯があって両面の脈上に短毛があり、特に裏面に多い。花は7~8月に白色花をその年伸びた枝の先に、大形の円錐花序につける。花序の周辺に大形の白い装飾花がつくが、これは中性花とも呼ばれて結実しない。また、がく片4枚で、白色から淡紅に染まることもある。両性花は小さく、花弁5枚、雄 しべ10個、花柱は3個。果実はさく果を結ぶ。
名前の由来 樹皮と木質部の間の厚くやわらかい部分か内皮。これをとって水につけると糊がとれる。和紙をすく糊に用いることからこの名となる。トロロアオイ(アオイ科)の糊より腐りにく いという利点がある。別名のサビタ、サブタは北海道で呼ばれ、 アイヌ語ではないかといわれるが、アイヌ語ではラスパニとい う。 サビタの名前の発祥の地は青森、岩手の両県にサビタ、サブタが残っているので、古い時代に北海道に移ったのではないかと見られる。沢を隠すようにこの木が生い茂るので、沢ぶた。これ が変化してサブタ、サビタになったのではないか。
薬効と用い方: 疥癬に:樹皮をせんじて、その汁で洗う。 女性の洗髪料に:内皮の粉末を木綿の袋入れ、湯と共に洗髪すると、毛髪にうるおいとつやを出す |
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