柳葉魚は道東沿岸にしか生息していない、謎の多い魚です。
その柳葉魚漁がおわりました。
今年も不漁でした。
鵡川漁協では今年の漁を行いませんでした。
稚魚をふ化放流しているのですが、増えていないようです。
私も今年はまだ食べていません。
道内シシャモ水揚げ過去最低 前年比4割減 原因不明、漁業者に危機感 2023年12月9日 17:46(12月9日 20:29更新) 北海道新聞 道内の今年のシシャモ漁獲量(速報値)は前年比42%減の112・6トンにとどまり、過去最低だったことが道のまとめで分かった。近年は全道的に不漁で、今年は「鵡川ししゃも」で知られる鵡川漁協(胆振管内むかわ町)が資源回復のため漁を見合わせ、主産地の釧路、十勝管内の漁獲量も大幅に減少。道立総合研究機構釧路水試(釧路市)によると「シシャモの生態は謎が多く原因は分からない」といい、水産関係者が危機感を募らせている。... シシャモ漁は例年、10、11月末に道内の太平洋沿岸| で行われている。今年の漁 獲量は、十勝管内が56・2㌧(前年比32%減)、 釧路管内は56・0㌧(同47%減) 日高管内は0・3㌧(同91 %減)。前年に0、1㌧が 水揚げされた胆振管内は、出漁を見合わせてゼロだった。
道内全体では1990年以降、千~2千㌧台で推移していたが、2008年に千㌧を割り込み、増減を繰り返しながら減少傾向に。 21年には200㌧を下回っていた。 釧路水試が91年から毎年、漁期前の9月に道東沿岸で行っている調査でも、今年の資源量は過去最低水準だった。現時点で原因ははっきりしておらず、近年 の海水温上昇については「10年以上前から漁獲量は減少しており、直接的に影響しているかは分からない」(釧路水試)という。 産地では戸惑いが広がる。十勝管内と日高管内えりも町の計4漁協でつくる 「十勝管内ししゃも漁業調整協議会」の事務局を務める大樹漁協(十勝管内大樹町)の小笠原貴賢振興部長は「今年は水揚げが少なすぎて、赤字になった漁業者もいる。来年は休漁した方がいいという声も出始めた」と話す。 釧路管内西部の4漁協でつくる「釧路ししゃもこぎ網漁業運営協議会」の事務局を務める釧路市漁協の坂拓成指導部長も「このままでは資源が枯渇しかねない。これまでも稚魚の放流などの資源回復事業に取り組んできたが、新たな対策 も検討したい」としている。 (高橋義英) |
シシャモ 北海道太平洋沿岸の 水深120㎡より浅い場所に分布 する日本固有の種。同じキュウリウオ科のカラフトシシャモ(英名カペリン)は 主に大西洋で漁獲される別の魚で、20 22年には約1万6千少が輸入され国内 で広く流通している。シシャモの方がう ろこが大きいのが特徴。 |
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