人間の文化では、性行為は、普通夜に行うものである。ところが、ホルモンの分泌の日周リズムからすると、性行為に最も適しているのは、実は昼間なのだそうです。
男性諸氏においては、誰もが経験しているであろう、朝の「親友」の元気な姿は、そのせいなのです。また、通勤電車で痴漢行為が多いのも関係しているかもしれません。
男性の性欲と切っても切り離せない関係にある「アンドロゲン(男性ホルモン)」は、午前中から正午にかけて、分泌量が最も多くなり、夜間、特にベッドに入る時間には少なくなってしまうのです。
つまり、男性ホルモンの関係からすると、男性は、最も分泌量が少なく、そんな気分が起きにくい時間帯に、女性に挑んでいることになります。それでも「親友」はよく頑張ってくれたのです。
卵巣と精巣の働きをつかさどるのは下垂体(かすいたい)だが、この下垂体の活動は、日光で促されることが分かっている。さらに、暗くなると、脳の松果体(しょうかたい)から、メラトニンという睡眠物質が分泌されるのです。こ のメラトニンは、排卵、精子の製造、性欲増進ホルモンの分泌などを抑える性質があるのです。
男性ホルモンの分泌からみても、下垂体の活動からみても、また、メラトニンの分泌からみても、性欲は、夜より昼のほうが高いといえるのです。
だからといって、昼というのは、どこか不倫のようで後ろめたい気がします。
原始時代から狩に出かけていた男の脳には外敵に備え、身を守る本能がインプットされています。セックスのときは、裸で無防備です(当時衣服をまとっていたかは不明ですが・・・)。だから、無防備な状態はなるべく早く終わらせたい。外敵に備えるように脳が命令するから男は本質的に早漏なのです。そして、夜より昼のほうが、外敵に備えるという意味で安全だったのだと思います。
因みに、私と「親友」は既に終戦を迎えています。
したっけ。
ただ、人間って建前に縛られていますからね。「昼間からビールを飲んで、、、。」とかもありますね。小原庄助さんの「朝寝、朝酒、朝寝、、」もそんな感じですかね。でも朝シャワーとか今は多いんじゃないですか?毎日朝寝したいです。