黐躑躅‘花車’(モチツツジ ‘ハナグルマ’)の花が咲きました。
花車は黐躑躅の園芸種で花弁は基部まで全裂しています。
花は毎年たくさん咲きます。
花車はモチツツジの突然変異で生まれたとされ、「錦繍枕」(元禄時代のツツジの専門書)にも挙げられる古い品種です。
黐躑躅の名前は、茎や萼が線毛から粘液を出し、鳥餅のようにねばつくことに由来します。
また、花車は花の形が風車に似ていることに由来します。
黐躑躅 ‘花車’(モチツツジ ‘ハナグルマ’)
「野山の草花・木々の花」
かぎけん花図鑑
学名:Rhododendron macrosepalum cv. Hanaguruma)
日本固有種
分類名:ツツジ科ツツジ属モチツツジ種
分布:静岡県と山梨県から岡山県の間の本州・四国に分布するモチツツジの園芸品種の半常緑の低木。
樹高:1~2 m
花期は4-6月。
花色:明るい紫紅色。
春、葉の展開と同時に枝先に淡紅紫色の花を2-3個付ける。
花冠は径5-6cm、基部まで5裂し、裂片は細く、先が尖る。
上部3片の内面に濃い斑点がある。雄蕊は普通5個。花糸の下半部には腺毛がある。
普通葯のないものが多く、雄蕊は花弁より短い。花柱は無毛。子房には腺毛が密生する。
萼は緑色で深く5裂し、萼片は大きく長さ1.5-2.5cmの披針形。
花柄は長さ1.5-3cm。
萼と花柄には腺毛が密生し粘る。
江戸時代から栽培されている古典品種です。
花色は明るい桃色で、白花もあります。
花弁が全裂する剣弁咲きの花を咲かせます。萼片や葉に粘りがあります。
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これは私がいつも使っている画仙紙です。色の染み具合がお気に入りです💖
私の一押しの詩集を紹介します。現代女性詩人のトップクラスの詩を感じてください。
魂が揺さぶられます。これは倉内佐知子の入門としては最適な詩集です。一度読んでみて下さい。
〈溶ける魚〉が背を這いずり、異国の香りが鼻腔を抉る、無頼の詩語は異界をたゆたい、イデア(idea)の入り口を探る——「幼年の濃い光の中で 時間の臓器は待っている」(本文より)心地よいリフレインが幻惑の世界へと誘う「音更日記」、言葉の配置と表現形式にこだわった「光る雪」、グロテスクな言葉の暴力で異質な世界を構築した「青」など計18篇を収録した、小熊秀雄賞受賞詩人の詩集。言葉が持つ魔術的な美を、無意識の泉から掬い上げた、幻想的かつ根源的な一冊。
海鳩
―潮騒が希望だったー
ぐしゃぐしゃに砕かれた大顎の破片が散乱し
ているのは知っていたがここのものではない
さんざん悪質を通過しなお何ものとも繋がら
ない兵器的非感覚の海を死生の循環の内へと
流し込むなど可能かぶふぅィ暫し棘状の海塚
にうずくまりわたしたち固有の肉体がはぜる
記憶のふあんに堪える堪えて噛む海鳩が翔ぶ
〈母ァさん 母ァさん〉
あなたさえ答えようもないのです
〈嘘つきィ暗くてあまたの心音とどかない〉
遠のいていく魚の明晰化ききっ肺まで迫って
くる釣り人は何年もかけて彼らの軟骨が深海
に降りしきる微かな煩悶を聴きとるだろうあ
あ溶けて遺棄されたもの糸井海岸廃屋通り人
造海塚あめふらしの過敏な表皮が放つ悲鳴の
ような汁をも圧縮し手の施しようもなくなっ
たわたくしたちの骨格はぶふぅィコンクリー
トの上に横たえ脱臼しそこで乾く海鳩が啼く
〈秘密はやわらかいィ〉
あなたの指先がもう触ることもないのです
幼弟の仰向けの漏斗胸に米粒を数え入れる
〈姉ェさんあなたの温度しずんでくゥ〉
海鳩は二三度くるぶしの向きを変えるとほう
ら内臓を突き出すようにまっすぐ沖を刺し静
止した発つのか発たないのか浅はかに問うも
のに彼はゴムであるクッ力みながら彼は震え
震えながらつま先立つ冴えわたり血走った鳥
の白目に強く弱く花火のような海の火が瞬く
幻生き続けるものいちめんの火ィの海が轟く
お庭が羨ましいです。
変わった姿のツツジですね。
一見ツツジらしくないけど綺麗ですねぇ~
きれい~(*^。^*)
花びらをふーって吹いたら
クルクル回りそう^^
お庭はツツジの競演が華やかですね(*^_^*)
管理は結構大変ですよ^^
したっけ。
これは売っているのを見たことがありません^^
したっけ。
風車のように回りそうです。
今は躑躅が次々に咲いています^^
したっけ。
似た感じののがあるのですが名前がわかりません。
それにしてもムツカシイ字。
モチツツジ読めませんでした。
植物の名前は難しい漢字が多いですね。
ツツジはサツキを含めて種類が多いので名前を調べるのは大変ですね。
私は「教えてgoo」を使って調べることもあります^^
したっけ。
ツツジより花弁がほっそりしてますね
この花は寒い地方に多いのかしら?
花びらが細くて繊細な感じ
花車っていうネーミングもすごくいい~