蝦夷石楠花(エゾシャクナゲ)の花が咲きました。
これは検索しても、あまりヒットしません。
白山石楠花の変種として扱われているのがヒットする程度で、ほとんどは白山石楠花とされています。
薄い紅色の花が咲きます。
自宅には何本もありますが、みんな2mを超えています。木によって赤みの強弱があります。
花色が薄い方が4日撮影、濃い方が12日撮影です。
エゾシャクナゲ(蝦夷石楠花)
科属 ツツジ科ツツジ属
学名 Rhododendron brachycarpum var. roseum
性状 常緑低木
葉の分類 互生、単葉、広葉、切れ込みなし、鋸歯なし
類似 ハクサンシャクナゲ
樹木解説
白山石楠花(ハクサンシャクナゲ)の変種で、北海道に分布する。
高さは0.3-3mくらい。枝は太く円柱状をしている。葉は細長い楕円形で、長さは5-15cm、幅は2-5cmくらいで、厚みがあって質も硬い。表面は光沢があるが、裏面には褐色の細かい毛が密生している。葉のふちは全縁で、裏面に巻き込んでいる。葉の根元は円形ないし浅い心形で、近縁種の東石楠花(アズマシャクナゲ)と見分けるポイントになる。
花時は6-7月で、枝先に漏斗形をした花径3-4cmの紅色の花を5-20個集まってつける。花びらの内側には黄緑色の斑点がある。
|
微妙な色の違いが分かりましたでしょうか?
これは私がいつも使っている画仙紙です。色の染み具合がお気に入りです💖
私の一押しの詩集を紹介します。現代女性詩人のトップクラスの詩を感じてください。
魂が揺さぶられます。これは倉内佐知子の入門としては最適な詩集です。一度読んでみて下さい。
〈溶ける魚〉が背を這いずり、異国の香りが鼻腔を抉る、無頼の詩語は異界をたゆたい、イデア(idea)の入り口を探る——「幼年の濃い光の中で 時間の臓器は待っている」(本文より)心地よいリフレインが幻惑の世界へと誘う「音更日記」、言葉の配置と表現形式にこだわった「光る雪」、グロテスクな言葉の暴力で異質な世界を構築した「青」など計18篇を収録した、小熊秀雄賞受賞詩人の詩集。言葉が持つ魔術的な美を、無意識の泉から掬い上げた、幻想的かつ根源的な一冊。
海鳩
―潮騒が希望だったー
ぐしゃぐしゃに砕かれた大顎の破片が散乱し
ているのは知っていたがここのものではない
さんざん悪質を通過しなお何ものとも繋がら
ない兵器的非感覚の海を死生の循環の内へと
流し込むなど可能かぶふぅィ暫し棘状の海塚
にうずくまりわたしたち固有の肉体がはぜる
記憶のふあんに堪える堪えて噛む海鳩が翔ぶ
〈母ァさん 母ァさん〉
あなたさえ答えようもないのです
〈嘘つきィ暗くてあまたの心音とどかない〉
遠のいていく魚の明晰化ききっ肺まで迫って
くる釣り人は何年もかけて彼らの軟骨が深海
に降りしきる微かな煩悶を聴きとるだろうあ
あ溶けて遺棄されたもの糸井海岸廃屋通り人
造海塚あめふらしの過敏な表皮が放つ悲鳴の
ような汁をも圧縮し手の施しようもなくなっ
たわたくしたちの骨格はぶふぅィコンクリー
トの上に横たえ脱臼しそこで乾く海鳩が啼く
〈秘密はやわらかいィ〉
あなたの指先がもう触ることもないのです
幼弟の仰向けの漏斗胸に米粒を数え入れる
〈姉ェさんあなたの温度しずんでくゥ〉
海鳩は二三度くるぶしの向きを変えるとほう
ら内臓を突き出すようにまっすぐ沖を刺し静
止した発つのか発たないのか浅はかに問うも
のに彼はゴムであるクッ力みながら彼は震え
震えながらつま先立つ冴えわたり血走った鳥
の白目に強く弱く花火のような海の火が瞬く
幻生き続けるものいちめんの火ィの海が轟く
けっこう大きな木なんですね。
それにしてもシャクナゲ良いなぁ~
少し離れたところから見たいです。
壮観でしょうね^^
薄紅色のエゾシャクナゲ、かわいいですね。
ソバカスも愛らし~い(*^。^*)
小さいので2mくらい、大きいのは3mくらいあ^^
したっけ。
躑躅と石楠花とイチイの木が主体です。
ピンクがはっきりわかるのは、この1っ本だけです^^
したっけ。