また、師匠から絵手紙が来ました。
前回の花魁「ありなまし」が良かったと描いてきました。教室では、座頭市の「転ばぬ先の杖」が一番人気だったそうです。
教室の忘年会には、私の姉弟子のUさんが、雪のため出席できなかったそうです。
こちらは、雪が降ると除雪が終わるまで、車の運転は大変ですからね。
師匠は今回、吉四六さん(きっちょむさん)の土鈴を描いてきました。
師匠の描いてきた絵手紙に私が返している絵手紙の機知に富んだ機転の利いたコメントが流石だと、嬉しいことを書いてくれました。
それは、とても嬉しかったのですが吉四六さんの絵手紙に何を返していいかが思いつきません。
一休さんでは、お馴染みの漫画になってしまいます。考えた末に吉四六さんで返すことにしました。
きっちょむ【吉四六】 笑話の主人公。知恵者でひょうきんな男,吉四六の活躍する一群の話を吉四六話と呼ぶ。主に大分県の中南部の地に伝承されている。吉四六は大分県大野郡野津町に実在した人だといわれる。明暦から元禄のころこの地で酒造業を営んでいた初代広田吉右衛門ではないかとする説がある。1715年(正徳5)の広田吉右衛門の墓もあるが確証はない。吉四六話の話種は,おどけ者,あわて者,狡猾(こうかつ)者,愚か村,愚か者など多彩で,吉四六独自の話以外に,土佐の泰作(たいさく)話や能登の三右衛門(さんによもん)話など各地のおどけ者話や愚か村話に共通する例が多い。 世界大百科事典 第2版の解説 |
むかしむかし、吉四六さんと言う、とてもゆかいな人がいました。 吉四六さんの村には、話しを聞くのが何よりも好きな、お金持ちのおじいさんがいました。 人から色々と話しを聞くのですが、話しが面白くなると、「まさか、そんな事はありゃんすめえ」と、必ず言うのです。 だから、この頃は誰も相手にしてくれません。 「退屈だな。誰か話をしてくれんかな」 おじいさんがそう思っていると、ちょうど吉四六さんが通りかかったので、おじいさんが話しをしてくれとせがみました。 「まあ、しても良いですが、話しの途中で、『まさか、そんな事はありゃんすめえ』と、言わない約束をしてくれますか?」 吉四六さんが聞くと、「いいとも。もし言ったら、米を一俵(いっぴょう)やろう」と、おじいさんは約束しました。 「それでは、話しましょう」 縁側に腰をかけると、吉四六さんが話し始めました。 「むかし、ある国の殿さまが立派なカゴに乗って、家来を連れて旅をしていた。 殿さまのカゴが山道にさしかかると、どこからかトンビが一羽飛んで来て。 「ふむ、なるほど」 「『何と良い鳴き声じゃ。どこで鳴いておるのじゃ』と、殿さまがカゴの戸を開けて体を乗り出すと、トンビが鳴きながら殿さまの羽織のそでに、『ポトン』と、フンを落とした」 「ふーむ、なるほど」 おじいさんは米を一俵も取られては大変と、いつもの口ぐせを言わない様に気をつけています。 「殿さまは家来に言いつけて、『はよう、羽織の代わりを持ってまいれ』と、命じて、持って来た羽織に着替えた」 「なるほど、なるほど」 「羽織を着替えてしばらく行くと、また先程のトンビが、『ピーヒョロロロ』と、鳴いたので、殿さまがまたカゴの戸を開けて体を乗り出すと、今度はトンビのフンが殿さまの刀にポトン」 「うーむ。まさか・・・」 「殿さまは家来に言いつけて、刀の代わりのを持って来させた。 しばらく行くと、またまたさっきのトンビが、『ピーヒョロロロ』と、鳴いたんだ。 殿さまがカゴの戸を開けて、またまた体を乗り出すと、今度はトンビのフンが殿さまの頭にポトン。 すると殿さまは、『はよう、首の代わりを持ってまいれ』と、家来に命じて、自分の刀で首をチョンと切ってな。 家来の持って来た代わりの首とすげ代えて、そのまま何事もなく旅を続けたそうじゃ」 おじいさんは、思わず、「まさか、そんな事はありゃんすめえ!」と、大声で言ってしまいました。 「へい。米を一俵ありがとうございます」 こうして吉四六さんは、おじいさんから約束の米をもらうと、さっさと帰って行きました。 |
↑彼が私にくれた絵手紙
私が彼に送った絵手紙↓
訂正
前回の師匠の絵手紙のレンコンは正月の「うま煮」用だと書いてきましたが、一昨日自宅に伺って、奥様に聞いたところきんぴら用だったそうです。
訂正してお詫びするよう師匠に頼まれました。
「今から用意してたら 正月ころには真っ黒だわ」と心配してくれたゆずぽんさんには、くれぐれもよろしくと言われました。北海道でも真っ黒になります。
したっけ。
【かってにせんでん部】
minimarche
ハーブティーは下記のお店「雑貨(Tkuru&Nagomu)で取り扱っています
雑貨(Tukuru ・nagomu) 0155-67-5988
可愛い雑貨も、たくさんありますよ。
Cafe & Bsr Noix(ノワ) 0155-67-5955
落ち着いた雰囲気で、ゆっくり食事ができます.
080-0018 帯広市西8条南6丁目7番地
http://www.d-kyoya.com/minimarche/
☆ミニマルシェ 12月のワークショップ☆ 今年も残り1ヵ月となりました。 ☆早速!ワークショップのお知らせです(*^_^*) ♪次回は12月6日(水) 11時~ ☆その後のワークショップの日程です☆ ♪12月13日(水)11時~ キャンドルホルダー作り ♪12月20日(水)11時~ しめ縄飾り作り また、12月16日(土)~24日(日)には、ミニマルシェでクリスマスイベントを開催します!! ♪12月16日(土)15時~16時 ご予約: 店頭又はお電話にてご予約を承っております。
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080-0018 帯広市西8条南6丁目7 ☎0155-22-2151
↑:友人がオーナーの店です
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思わず首のあたり触ってます(*^。^*)
都月さん!
数日前にワンこの散歩してたら上からポタンっていきなり何か落ちてきたんです。
手に!
鳥さんがポタンって。。。
初めてのことでもうショックでした。
帰ってみたら肩にもついてました^^;
妖怪の殿様だったりして( *´艸`)
それでては取り替えましたか^^
したっけ。
したっけ。
面白いですね。
私は絵の方も言葉も まったく思い浮かびません。
絵手紙漫才を目指しています^^
したっけ。
いつもありがとうございます♪
お師匠さんから絵手紙嬉しいですね。
お師匠さんは今回吉四六さん(きっちょむさん)
の土鈴を描いてこられてこれも今までと違い
素敵です。
都月さんお師匠さんからお褒めの言葉は
嬉しいですね。
毎回絵手紙は楽しみです。
吉四六さんを描いてこられても返事に困ります。
吉四六さん返しです。
私も師匠の絵手紙が楽しみです^^
したっけ。
上手です。
ありがとうございます^^
したっけ。