「表外読み」 私たちが日常生活で使用する漢字の目安となるものに、「常用漢字表」というものあります。これは内閣によって定められており、字数にして2136字が登録されています。その常用漢字表には、漢字だけでなく読み方も記されているのですが、中には、常用漢字表に記載のない読み方をする漢字もあります。その常用漢字表に載っていない読み方のことを、「表外読み」といいます。 |
Q.1 賢しい
①さかしい
②ばかばかしい
③さとしい
Q.2 翠嵐
①すいらん
②すいろん
③すいれん
Q.3 疾うに
①くうに
②とうに
③しうに
Q.4 焼べる
①くすべる
②たべる
③くべる
Q.5 努努
①ゆめゆめ
②ますます
③つやつや
↓
↓
↓
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A.1 賢しい
正解 ①さかしい
「賢い」という送り仮名のもとでは、「かしこい」と読みます。これは常用漢字表での読みです。
「賢しい」といった場合、「賢い」という意味に加えて「なまいき、わるがしこい」といったニュアンスが加わります。
②ばかばかしい…馬鹿馬鹿しい
③さとしい…辞書に載っていません
A.2 翠嵐
正解 ①すいらん
「翠(スイ)」はそもそも常用漢字ではなく、人名に使われることが想定された漢字です。「嵐(ラン)」が表外読みです。
「翠嵐」には、「山は青々として、風は爽やかな様子」という意味があります。
②すいろん…推論
③すいれん…睡蓮
A.3 疾うに
正解 ②とうに
「疾うに」は、「とっくに」「ずっと前に」という意味。他にも、「疾い(はやい)」「疾(やまい)」という表外読みもあります。
常用漢字表の読みでは、「シツ」と読み、「疾患(シッカン)」などの熟語に使われています。
①くうに…空に
③しうに…辞書に載っていません
A.4 焼べる
正解 ③くべる
「焼べる」は、「燃やすために火の中に入れる」という意味で、「薪(まき)を焼べる」のように使います。
①くすべる…燻べる
②たべる…食べる
A.5 努努
正解 ①ゆめゆめ
「努努」は、後に禁止・打ち消しの言葉を伴って、「決して〜ない」「少しも〜ない」という強い否定の意味になります。
古文でも頻出の「努努」。意味も合わせて覚えましょう!
②ますます…益益/増々
③つやつや…艶艶
したっけ。
#NO WAR #STOP PUTIN
#StandWithUkraine
■昨日のアクセスベスト3
努々!努力を怠らなかったので(*^^*)
さて、今日もお仕事頑張ります。
ところで習字の雅号「映翠」です。
何十年もやってなくて下手ですが。活け花の雅号も「千翠」で翠という文字にはご縁があります。
雅号を持ってらっしゃるんですか?
英翠、千翠。いいですね^^
したっけ。
今日のは難しいですねぇ~
自信もって読めるの無いですよ~
でもなんとなく当たってよかったです^^!
今は焼べるって使わないですね。
母はよく言ってました^^
毎日漢字を探しています^^
したっけ。
推測ができるのが漢字の面白さですね。
焼べるは今は使いませんね。
焼べる燃料を使っていませんからね^^
したっけ。
あとの4問できました~
「翠嵐」は、こっちに「翠嵐ドッグラン」てのがあって
それで読めただけですが(*´з`)
意味は初めて知りました(笑)
たしかに、お山にあるドッグラン&ホテルですわ~
いい名前ですね^^
したっけ。