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「一日の時間帯を表す言葉を集めてみました」について考える

2016-01-31 07:06:18 | 気象・気候・お天気

1日の時間帯を表す言葉を集めてみました。よくニュースなどで未明の事故とか、天気予報では夜のはじめこととかいいますが、何時頃かわかりますか?

なんとなく理解しているつもりでも、よく分かりません。

そこで調べてみました。

 

言葉

デジタル大辞泉の解説

み‐めい【未明】

まだ夜が明けきらない時分。びめい。

[補説]気象庁天気予報等では、午前0時頃から午前3時頃までを指す。→明け方

あけ‐がた【明け方】

 

夜の明けようとするころ。夜明け方。黎明(れいめい)。払暁(ふつぎょう)。⇔暮れ方。

[補説] 気象庁天気予報等では、午前3時頃から午前6時頃までを指す。→未明 →朝

よ‐あけ【夜明け】

 

夜が明けること。また、その時分。明け方。あかつき。「―に出発する」

日の出前、太陽の中心が地平線下の7度21分40秒に来た時刻。明け六つ。→日暮れ

そう‐ちょう〔サウテウ〕【早朝】

 

朝早いとき。朝早いうち。早旦。早天。「―出発する」

れい‐めい【×黎明】

夜明け。明け方。

あか‐つき【暁】

《「あかとき(明時)」の音変化》

太陽の昇る前のほの暗いころ。古くは、夜半から夜の明けるころまでの時刻の推移を「あかつき」「しののめ」「あけぼの」と区分し、「あかつき」は夜深い刻限をさして用いられた。夜明け。明け方。

しののめ【東雲】

 

夜が明けようとして東の空が明るくなってきたころ。あけがた。あけぼの。「―の空」

あけ‐ぼの【×曙】

 

ほのぼのと夜が明けはじめるころ。「朝ぼらけ」より時間的に少し前をさす。夜明け。東雲(しののめ)。

あれはたれ‐どき【彼は誰時】

《あれは誰か見分けがつかない薄暗い時分の意》夕方。かわたれどき。たそがれどき。

「―なるに、ものの調べどもおもしろく」〈・初音〉

[補説] 気象庁天気予報等では、午前6時頃から午前9時頃まで

昼前

[補説] 気象庁天気予報等では、午前9時頃から12時頃まで

ひる【昼】

日の出から日の入りまでの明るい間。日中。ひるま。「夏至は―が最も長い」⇔

(「午」とも書く)正午。また、それに近い時刻。「―過ぎに伺います」

昼過ぎ

[補説] 気象庁天気予報等では、12時頃から15時頃まで

にっ‐ちゅう【日中】

日がのぼっている間。ひるま。「日中留守にすることが多い」→[補説]

ゆう‐がた〔ゆふ‐〕【夕方】

《「ゆうかた」とも》日の暮れがた。日の沈むころ。
[補説]気象庁天気予報等では、15時頃から18時頃までを指す。→

夜のはじめ頃

[補説]気象庁天気予報等では、18時頃から21時頃まで

よい〔よひ〕【宵】

日が暮れてまだ間もないころ。古代では夜を3区分した一つで、日暮れから夜中までの間。初夜。「―のうちから床に就く」

※夜の三区分=「宵」「夜中」「暁」

ゆう‐ぐれ〔ゆふ‐〕【夕暮れ】

日の暮れるころ。日暮れたそがれ。「―時」

ひ‐ぐれ【日暮れ】

日の暮れるころ。夕暮れ。たそがれ。

日没後、太陽の中心が地平線下の7度21分40秒に来た時刻。→夜明け

はく‐ぼ【薄暮】

日が暮れようとするころ。夕暮れたそがれ。「―の迫る街」「―ゲーム

たそがれ‐どき【黄昏時】

夕暮れ時。夕方。→かわたれどき

おうまが-とき【逢魔時】

別表記:逢魔が時、逢う魔が時

日が暮れて闇夜が訪れる時間帯を意味する語。「大禍時」と表記する場合もある。魑魅魍魎に出会う禍々しい時とされる。

実用日本語表現辞典

よる【夜】

日の入りから日の出までの暗い間。太陽が沈んで暗くなっている間。よ。⇔

[補説]気象庁天気予報等では、18時頃から24時頃まで(または翌日の6時頃まで)を指す。また、18時頃から21時頃までを「夜のはじめ頃」21時頃から24時頃までを「夜遅く」としている。→夕方

しん‐や【深夜】

真夜中。よふけ。深更。「―放送」「―労働」

よ‐なか【夜中】

夜のなかば。夜ふけ。夜半。「―まで起きている」

ま‐よなか【真夜中】

夜の最も更けた時。深夜。

 

気象庁では下記の表のように明確に使い分けていますが、それ以外の言葉は曖昧です。

 

そんなに、キッチリと区分せずに、曖昧のほうがいいかも知れません。日本語の持つ美しさは、そのほうがいきるのかも知れません。

 

≪おまけ≫

丑三つ時

昔は、現在の夜中の0時を「子の正刻」、正刻を中心とした23時〜1時が「子の刻」で、同様に2時が「丑の正刻」、1時〜3時が「丑の刻」というふうに2時間ごとに十二支を割り振っていました。
この十二支を配した2時間をさらに4等分して「一刻・二刻・三刻・四刻」または「一つ時・二つ時・三つ時・四つ時」といい、
「丑の刻」なら、
1時〜1時30分…丑一刻・丑一つ時
1時30分〜2時…丑二刻・丑二つ時
2時〜2時30分…丑三刻・丑三つ時
2時30分〜3時…丑四刻・丑四つ時
といいます。
丑の正刻が2時ですから、三つ時は正刻と同じです。

 

したっけ。

 

 

 

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12 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
おはようございます^^ (きままなマーシャ)
2016-01-31 09:56:16
時間帯を表す言葉って情緒がありますね。
黎明や暁、東雲、曙。
好きな言葉です^^
逢魔時は知りませんでした。
これは怖い不気味な言葉ですね^^
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Unknown (柴犬ケイ)
2016-01-31 10:51:12
都月さん   おはようございます♪

いつもありがとうございます♪
1日の時間帯を表す言葉は沢山
ありますが今の若い方は知らない
人が多いでしょうね。
それ何と言う言葉が聞こえてきそう
です。
返信する
Unknown (ゆずぽん)
2016-01-31 10:52:35
うわぁ面白い!
こうやって並べて解説していただけると すごく良くわかるわぁ~~~。
昔から 黎明という言葉 なんだか好き~~~。^ー^
逢魔時って初めて聞いた~~~~。(°д°)
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★きままなマーシャさん★ (都月満夫)
2016-01-31 11:08:35
ねえ。日本語独特の情緒がありますね。
明け方を表す言葉はたくさんありますね。
昔は、それだけ夜が暗くて明け方が待ち遠しかったのかも知れません^^
したっけ。
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★柴犬ケイさん★ (都月満夫)
2016-01-31 11:10:30
そうですね。
今は使わない言葉もありますね。
残しておきたいですよね^^
したっけ。
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★ゆずぽんさん★ (都月満夫)
2016-01-31 11:12:47
ありがとうございます。
そう言っていただけると、調べた買いがあります。
逢魔時ははじめて?
年齢の差かな~^^
したっけ。
返信する
Unknown (青翠)
2016-01-31 14:55:55
日本語っていいなあとつくづく思います。
もっとも日本語しか知らないのですが。
方言なんかも、標準語にはおきかえられない表現があります。言葉ってふしぎ。
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★青翠さん★ (都月満夫)
2016-01-31 15:23:36
日本語の持つ微妙な表現の違い。
難しいですけど、使いこなしたいですね。
方言は地域に根ざした言葉だ気に標準語には置き換えられない独特のものですね^^
したっけ。
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Unknown (みゆきん)
2016-01-31 16:27:39
朝昼晩・・・丑三つ時
これで良いのだ( *´艸`)
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★みゆきんさん★ (都月満夫)
2016-01-31 19:04:25
朝昼夜だよね。
朝昼晩は東北だべ^^
したっけ。
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