年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

下町今昔 1

2008年02月07日 | べったら市
下町今昔 秋山安三郎著より
日清戦争のときの浅草の酉の市で売り子が客に『負けた。負けた。』声をかけるのを止め『買った。買った』と声をかけるように申し合わせたという。
 なお酉の市は江戸っ子は『とりのまち』といい他の人達は『とりの市』と言っているという。10月の『御会式』から『べったら市』『酉の市』と続いているが明治の新聞報道で露天商の数の多さは今と比べて信じられないくらい多い。明治の人達は芝居や行楽が娯楽の中心だったようである。
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