年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

為替が108円台になって

2014年09月18日 | 築地市場にて

 

春先に100円から103円だったのがついに108円となり、原油安で1L158円だったのが160円になった。為替の変動が再び激しくなって落ち着くには時間がかかる。急に円安となっても国内の人手が不足していて急には増やせない。節目となる110円には間もない気がする。海外の物価上昇とか輸送の問題を考えると国内生産のほうが安い時代が再び来るかもしれない。農産物自由化でも円安なら価格競争力があって、日本農業でも生き残れるかも知れない。ちょっと前の常識が非常識になるのも意外と早いかもしれない。業界全体が海外シフトして、漬物は長い低価格の時期が続いた。これから国産原料の時期に入ったと思われるが高齢化した生産者は重量野菜の作付けを減らしている。消えるか高価格になるか。

コメント
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