年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

鶯谷の本

2014年09月01日 | 築地市場にて

 

東京最後の異界鶯谷 本橋信宏著

根岸、鶯谷の情報確認をしていたら、この本に当たった。中央区に予約を入れると22人待ちであった。結局忘れた頃、半年かかって本を読む。

 204頁

鶯亭金升 の話が出てくる。この本は鶯谷の風俗を書いてあるホンで漬物の資料としては場違いな資料だが、今は夜鷹が昼から鶯谷周辺では徘徊しているようだ。平日子規の家に行った時、昔(といっても明治期)八石教会があったところが今はラブホテルだった。昼前にも関わらず出入りがあった。子規庵の隣である。鶯谷周辺がなぜ風俗最強となっているかこの本でよく理解できる。

 池之端という場所は江戸時期風俗が激しく発展し、それに伴い関連産業が発展した。(寛永寺)聖なるものとその反対のもの(池之端)が同じ場所で発展するのが日本の風俗のようだ。

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