年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

豊洲移転で前向きの話が出ないので

2016年05月10日 | 築地市場にて

 

5月7日の新聞で豊洲開業まで6ヵ月となったのに暗い話ばかり出ていた。いつの世でも先行きの明るい時はそれまで暗かった時しかない。敗戦後、食糧不足で日々の生活にも困っていた時代に240万人を超える子供が生まれた。今は食にも困らない人でも子供がつくることをあきらめている.

 豊洲移転の問題で暗い話が目立つのは取材する記者の先入観から来ていると思う。何しろ前例のない引越しで予想できない具体的な問題が次々と出てきた。一例をあげると銃刀法の問題があるようだ。マグロ等の魚を捌くため、銃刀法の規制に引っかかる長さ以上の刃物がいっぱいある。これ等を研ぐ業者が数社あるが銃刀法の形成をかけて今度の豊洲では1箇所に集めると言う。それぞれの刃物を研ぐ業者の秘密がばれると抵抗しているようだ。

 築地の慣習法が豊洲で出来るまで予想もつかないことが次々現れ、そこでまた新しい豊洲の慣習法が生まれる。

 

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