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 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

江戸時代からの仕組みの下で築地は動いているので

2017年07月04日 | 築地市場にて

都議会の選挙が終わってまだ豊洲移転期日が不明だが新聞等は築地の更地の報道がなされている。これから築地の地下の状況が明白になるだろう。

 築地の中で働いていると行政の人たちの考えることと世間の人たちの意識の差がある。特に中央卸売市場という制度でなぜ開設者(築地の場合は東京都・横浜は横浜市)が税金を使用して運営しているか知られていないようだ。物価の安定と食料供給・衛生維持が目的である。

 豊洲の問題でまだはっきり決定していないが一般の人は今の築地のように自由に中に入れないような市場の設計となっている。物流基地に近い。これは農水の基本的考えのようだ。最新の市場は市場周囲を樹木で覆われゴミだらけの時の市場を外部から見れなくするようになっている。

 江戸時代の問屋制度基本制度が残っているので多数決で決まらないし、業種多様でそれぞれが複雑に絡んであって外部からは手の付け難い制度かも知れない。

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