年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

貴重書なので

2019年11月26日 | 宅老のグチ

各地の図書館へ行くのだが郷土資料は貴重書なので住所氏名を書くこととなる。個人情報のことを考えると図書館カ-ドを作った方が良いので作成する。都心の3区のカ-ドを作った。後は墨田区と江東区となる。

 千代田区の区役所にある千代田図書館で昭和9年ころの漬物・佃煮情報誌を読んだ。まだ中国との戦争が激化する前で神奈川の業者が横浜から中国向けの漬物を大量に出荷していることが広告から読み取れる。現在まで営業が継続している業者は数社しかない。横浜の岡本浅次郎商店は今でも輸出漬物を商いをしていてこの業者が消えた時、海外の日本食屋は困るだろう。神戸の黒田食品も今年営業休止となった。広範囲に漬物輸出を扱うところが少なくなった。個別はかなりあるが採算は取れないだろう。

簡単に言うと商品の裏面に輸入業者名と商品の内容を販売する現地の言葉で貼る必要がある。量販品は印刷だが少量は手貼りとなる。フランスはフランス語。中国は中国語となる。1コンテナにするには商品ごとに大量のシールがいる。

 添加物の知識とか商品の内容と現地語との同定も必要となる。

コメント
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