年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

四番町図書館で 切絵図と今との照合

2019年11月11日 | 福神漬

江戸時代の弘化3年ごろの切絵図のコピ-をもって、千代田区立4番町図書館へ今の地図と照合依頼をした。江戸の地図と図書館前の坂の名前が同じで推測して現地に向かう。いきいきプラザ1番町という所があって、高齢者の立派な施設があった。その前から塀越しに女学生の運動のこえが聞こえていた。刑務所の塀より高いので多分盗撮除けだろうと思うがこの4番町界隈は女子の学校の異常集積地で住人の少ない都市は夜間は痴漢が出るのだろうか。昔の文献で九段下を通る市電は通称(花電車)と言われていて、男子学生が女学生を取り囲みいたずらしたという。それで高等女学校を無事卒業するのは恥で在学中に見初められて結婚退学するのが名誉であったようだ。このことで学習院の乃木将軍の談話が明治の終わり頃の記事があった。

 さて1番町プラザを過ぎて、工事現場となっている日本テレビ麹町ビル解体現場を過ぎると、歩道のところに江戸開府400年の標識があって、安政3年の2番町の切絵図と最近の地図があった。どうやら長井五右衛門昌言の屋敷は1番町プラザのようだ。同じくペリ-来航時、米国国書を翻訳した筒井政憲の屋敷は日テレ麹町の解体現場のようだ。この後完成するところでドラマ等を収録するところになるがその施設は久世家の跡地で松林伯円は筒井家で見聞きしたことを講談にした。日テレの人達はことを知っているのだろうか。

 裏二番町通りで筒井家と長井家はごく近所となる。

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