年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

江戸切絵図・弘化5年

2019年11月04日 | 福神漬

台東図書館の郷土資料で江戸切絵図を見る。弘化5年裏二番町には長井乙三郎,また嘉永2年には裏二番町長井音三郎、安政年間になると長井五右衛門となっている。弘化の前の天保はカタカナでナガイとなっている。

江戸幕臣人名辞典3巻では141ペ-ジ

長井筑前守 34歳

養父 長井義次郎(死)小普請

   長井乙三郎(死)小普請

長井乙三郎も音三郎も語感から聞き違いかもしれない。

長井五右衛門昌純
文化10年3月15日御小姓組 佐藤美濃守組より
文政元年10月17日 徒歩頭より御先手 12月12日より加役
 
文政8年12月24日 は御先手加役(火付盗賊改)が終わり、小普請組支配となる。
天保9年10月24日 卒
ここで長井家の確かな記録が消え、最近までの歴史学者が出自不明とした理由である。
この後二代の後、戸田氏栄3男が長井家の養子となる。この養子の世話をしたのが筒井紀伊守政憲(鶯亭金升日記)
コメント
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