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 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

後期高齢者保健証は死を意識する通告書

2023年01月10日 | 宅老のグチ
叔父の結果的には死となる軍隊の招集の記念の集合写真を見ていて、今の世だったら特に男性は平均寿命とか健康寿命から考えると、75歳で一斉に健康保険証の所属が変わるシステムは死を意識するあの世からの招集令状と思えるようになってきた。
 種々の高齢者本は最近の高齢者の激増とそれを意識している定年間際に人に本が売れているようだ。その理由として、図書館での借り出し予約が多く、さらに回転率が遅く熱心に読んでいるようだ。
 多くの高齢者本は身体の老化具合を書いているが、認知の部分が多く、目・耳・臭い・触覚・味覚等々の5感覚の衰えの具合が見えない。もっと多くの感覚の分類もあるようだが衰えは緩やかに進むので気が付くのが遅れる。75歳の健康状態は個人差が激しく、特に男性では平均健康定命が73歳程度で、もう介護分類に入っている人が多いと感じる。区からやってくる書類で介護保険を利用していないのはどうしてなのかという書面の内容で、区の言わんとしているのは情報弱者で介護マネ-ジャ-等の利用促進(孤独死を恐れている)仕向けているようだ。
 一時借家になって、不動産物件を見る目が変わって、高齢者の賃貸物件で単身世帯で独身では貸主が少ないと不動産屋仲介の人が考えている様だ。さらに近所の新築具合を見ていると単身若年層向けが多く、部屋が狭いのと下着の盗難を恐れてコインランドリ-の使用が増えているのだろうか。あるブロガ―の2年ごとに転居するには洗濯機は不要という。コスト的にはほぼ同じで持ち物が減り、部屋が広くなるという。部屋が小さくなると物が少なくなり、物欲も減る。
 また分析では高齢者の死で空き家が増え、借り手の希望と異なる物件が多いので次第に高齢者に貸すしかなくなるだろうという。今は過渡期というが実際借りてみると、階段、車いす生活は無理でかなりの設備投資を行う必要がある。もし賃貸で物件があるとすれば持ち主が介護でリフォ―ムした物件だろう。いずれにしても2025年問題が間もなくやってくる。
 昭和の木造不動産の老化。風呂の追い炊き機能。銭湯が激減のため。断熱が弱い。最近の光熱費の高騰。電気コンセントが少ない。スマホの充電等でコンセントがタコ足配線。電話線から常時接続のネット配線に穴をあける必要がある。エアコンも一部屋からすべての部屋になりつつある。これだけの設備をして、資金弱者へ貸すのだろうか。何か政策が必要と感じる。
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