年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

日本病の解説本

2023年01月18日 | 宅老のグチ
今はすっかり落ちぶれた日本の状態の解説本を借りた。今でも上場している会社が一時停滞時期にこの本を参考にし組織改革して復活途上という。良く東アジアの中国系経営者から日本は担当者に権限が不明で、重要な部分は即決できず、本社に持ち帰り稟議のハンコの回覧で決まるのが遅いという。

衰退の法則  -日本企業を蝕むサイレントキラーの正体-小城 武彦著2017年
 
 2023年1月17日 中国の人口が減り始めているという報道が出てきて、今年から人口ではインドが1位となるという。中国は日本の失敗の歴史を研究していたが人口の制御はやはり過去の成功体験から安易に考えていたようだ。これで東アジアの日本・韓国・台湾と中国が出生率の低下が続いている。このままだとフィッリピン・ベトナム等の国が東アジアの成長国となりそうだ。ただフィリピンは日本と同じように天災国なので気になる。
 漬物海外原料産地でフィリピンがないのは台風と島国ということと思う。
中国の人口は他人ごとと思う日本人は危機感が無いと感じる。多くの貧困日本人の食料は中国貧困民によって供給されいることを知らない。中国の若い労働者が食品異物混入を見つけている。このままだと絶滅危惧の日本古来の食品が静かに減る。
 おせちの種類が洋風が主流となって和風の物が中国で支えられていた過去が間もなくやってきて、静かにコストということで消える。そして文献の世界の食となる。中国産の安い漬物が消える。そして国産は人件費の問題で誰もやらなくなる衰退の道へ向かっているように思える。

 神楽坂の漬物店で万両巻きを見た時、需要が減り、中国から見放されてしまった漬物の未来を感じた。あの店が消えた時、料亭のおせちセットしか食べられない気がする。



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