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 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

銭湯デビュ-

2023年01月19日 | 宅老のグチ
区の銭湯育成策にのって、高齢者の銭湯割引券が来て、銭湯デビュ-となった。記憶の限りでは自宅の風呂が改修時に利用したのでほぼ60年ぶり。観光地の温泉の大浴場が20年ほど前。この間の銭湯の変遷は知らないがサウナがあって、温度管理で様々な姿勢でくつろげる湯舟が数か所あって、昔の記憶の湯舟が一つしかない記憶を上書きで消された。
そこで思い出したのが姫路市の旧久保町市場の付近で、国道沿いの銭湯に1年ほど通った。姫路中央卸売市場の延末市場の仕事が午後3時過ぎに終わるので、銭湯の開場時間の3時に一番風呂ということも数回あった。その普通では仕事の時間で銭湯にはほとんど先客がいないがたまには入れ墨をしていた人が入浴していた。事情通の人に聞くと反社会の人(昔の言葉で用心棒・夜の仕事の人)のようだった。
 銭湯デビュ-で入り口に入れ墨の人は他の顧客に不快感を与えるので入場禁止と掲示されていた。
 先日遠山桜天保日記という歌舞伎でサクラの刺青がポイントになる芝居だがどう嫌われの変遷の本はあるのだろうか。反社のの仕事もITで減り、先日初詣に日枝神社では1軒もそれらしき屋台が見かけず、警察官だらけだった。最も隣は首相官邸だからだろう。
 栄枯盛衰は世の付きもの。いずれ消え新たに反社が生まれる。現金の流通が減って中国の偽札が減り、騙されるのが現金信仰の強い日本人となる。アメリカのニュ-ヨ-クで使い捨てする下着を入れていたリュックを盗まれた。そこでロシア系の人たちの住んでいる町で代替えのカバンを現金で買った時、日本で両替したドル札を目の前で紫外線チェックをして購入できた。日本では経験がない。銀座でドル札で買い物をしたら紫外線チェックがあるのだろうか。それからグアム・ハワイはカード決済でチップだけドル札の現金を使った。
 いまはシ-ルで入れ墨を隠して入浴する方法で対応するようだがやはり日本は混浴の文化が普通の歴史だった。だんだん異文化のコンプライアンスで消える文化がある。素っ裸で子供が泳いでいる写真を持っていると児童ポルノの犯罪者となる。親でも他の人に見せれば犯罪者の時代となった。

 銭湯はどうも昔のような高齢者の裸の交際場という感じがする。区の補助も都のシルバ-パスのような位置づけになる気がする。
 
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