三宅坂の国立劇場のチケット購入のためしきりにあぜくら会の勧誘メッセ-ジが出る。結構細かな規則があって、人気のチケットを大量に購入し転売する人がいるようだ。この件で遠山桜天保日記の座席の売れ具合をチェックしていたので違和感があった。ネットで調べるとコロナ期間中で席の間隔を空けたり、それ以上に本当に上演できるかどうかで予約が殺到し、それに付け込んだ業者がいたようだ。でも古典という歌舞伎に関してそこまでの人がいるとは演劇に関して無知だったので規則・規制に違和感があった。
男性の平均健康寿命をすでに越していて、一応社会の認定で後期高齢者となり、いつ介護をする、される時期となり、あぜくら会という組織でチケットの優先購入ということで2100円の会費は安いと思うが知らなくても良かった情報を知ったため、見に行けないという人生の失望感も新たに生まれる。あと何回か歌舞伎を見たいと思うかと考えると片手で数える位だろう。
あぜくら会の会員になるのは書類を取り寄せ、記入し郵送する。いちおうクレジットカ-ドもどきのカ-ドで、チケットのみが購入でき、自宅に郵送されることも出来るようだ。ただ国立劇場系のチケットだけで魅力に欠ける。今回の歌舞伎鑑賞は良く経緯を見直すと、昨年の皇居乾門の秋の通り抜けを出て、北の丸から日比谷に向けて歩いている途中で国立劇場の大きな看板を偶然見たことから始まる。見ていなければ新聞TVのない生活だったので歌舞伎を見ようとは思わないだろう。
今のところ会員になるかならないかはまだ決められない。決断の先送りとなりそうだ。自動継続ということが引っかかる。
今度の転居でカ-ド類を減らしていて、その手続きで難儀した。暇だったので苦ではなかったがこれから電話系の解約も予定していて不要不急の新規のカ-ド作成にためらう。