年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

町の選挙用のポスタ-が新しくなって

2021年03月19日 | 宅老のグチ
7月の都議会選挙のために、立候補予定者のポスタ-が目立ってきた。コロナ以前の選挙運動は支持者を出来るだけ集め、演説することで組織の力量を示していたが今は数人以上の集合はコロナ常識無知と表現され、さらに個別訪問はマスクをしていても常識外れコロナの拡散者とみなされる。自宅で過ごしている人は高齢者が多く、コロナ以前の記憶では午前中のス-パ-はお金に余裕のある高齢者のジジババ・ストアだった。顧客も店員も年寄りだった。いまは町の通勤時間を除くとひっそりとしている。過去の選挙運動方法は通用しない。デジタル時代で有権者向けの演説でも、スマホで録音・録画されて、当選後に謝罪会見となりそうだ。つまらない演説は時々面白そうな話題を入れるが今では差別用語として糾弾される。そのうち工事現場の騒音のソフトがスマホに入れられ、音声と共に騒音指数がスクショされ、路上を候補者名を叫ぶことを糾弾される時も来るだろう。家で闘病している人も多数いるのだから。
 記録した行為は時間が経っても鮮度が落ちることなく復活する。国会でのヤジもマスクをしていても、コロナ拡散容認行為とみなされる時が来たようだ。国民に自粛を呼び掛けているときに、時間を過ぎて銀座で飲酒していた議員が批判された。国民の協力を呼び掛けている最中に自分は安全だからと言って模範とならない行動は批判される。何しろ赤ん坊から死の間際の人まで税金を支払っている。その税金で法案を審議する議会で働いているのだから国民への模範行為は要求される。役所に行くとどれだけデジタル化したか解らないくらい人がいる。多分役所の組合がうるさく、合理化できず、不足の時は臨時の職員雇用で仕事を回すツケが来たようだ。今後高齢者が増えると、DXに慣れない人たちという事でもっと大変な気がする。
昭和の20年代に生まれで大手企業の定年退職し、社会の基本を知っている人が見近な役所へのクレ-マ-が増えそうだ。彼らは組織と言うものを知っている。法律知識のあるクレ-マ-は無知な主婦相手と違って役所は手ごわいことを知るべきだろう。
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