コロナの非常事態宣言下、関東のコロナ感染者は政治家やTVの煽り報道にも関わらず、暖かくなると外出が増え、それに伴って感染者が増大している。予算を審議している国会中継も与党も野党も紙を配布し、さらに国会中継に写るように作られているパネルもデジタル化して無く、またマスクして不必要なヤジ要員(TVからコロナ感染が無くとも、国民には大声でヤジして良いと誤解を与える・その結果昼カラオケでクラスタ-発生)政治家の行動は模範となるべきなのに(国民に少人数会食を要請しながら自己は深夜の多人数会食)、国会の質問事前通告もまだFAXのようだ。そのためいつ質問通告が来るか解らないため、役人の残業が過労死基準を超えている。これは野党にも共同責任である。要は今の国会がDXしない、させないという事で戦後の国会運営が行われた。牛歩戦術や乱闘騒動も、デジタルとは相いれない。数の力で通しても、手抜きの論戦で法案を通しても時間がかかれば誤りだったことが判明するが、記録を残さない政治は失敗も検証されず次の法案に移る。この様な姿を見ているSNS世代は冷めていて、どうせ政治家のパフォ-マンスという事を見ていて、小池知事の夕方のTV緊急会見も下心が見えて、若者は自粛しないで秘かに動いている。今までのコロナ情報の感染リスクが若者がすくないし、死ぬ恐れも高齢者より少ない。あるのは友人や娯楽の楽しみが減って、経費節減で家で飲んでいるのではないのだろうか。それもTVを見ない、そもそもTVの無い家も増えてきた。入院していた時、病院にTVがあったが一日500円という事でレンタルモデムでネットを見ていた。1日350円だった。TVはコロナ報道だらけで院内感染が気にしていて、誰も見ていない。ネットならユーチュ-ブやギャオもあって、見逃した番組も好きな時間に見ることもできる。ニュ-スはヤフ-で知る。
とにかく今の与野党の政治家はDXに不向きな人たちで世代交代が無ければ日本の明日が無い。この辺は中国・韓国が日本の欠点を研究していて進んでいる気がする。先日日本近代文学館へ行ったのだがそこにある検索用のパソコンのOSがWIN7のロゴが画面に出ていた。WIN7のOSは安定したOSだったが既にWIN10に替わって数年以上経つ。この件で文学館の人に聞くと外部との接続がないので使っているという。それに更新の予算もなさそうだ。ただこの文学館も、有料接続で運営費を稼がないと、本離れの時代に、文学研究者が減れば維持が出来ないと感じる。わざわざ東京に来て、本を出してもらうアナログ時代から、デジタル化した本を読むようにすれば東京へ来なくとも良いことになる。要は情報収集には今は東京が一番便利だが音声通訳の精度も上がり、異国語の会話も簡単になった。この変化はどんどん進む。
DXの時代では新しい感性の若者に政治家の今のやり方のパフォ-マンスは通用しない。
同性婚の裁判があった。どう考えても憲法改正しないと無理な問題である。70歳を過ぎて、女性の多い高齢者世界で、面倒を見る子孫が不在ならば同性婚という事で財産分与とか、手術の同意書とかの法的行為が進む。この点で共産党を含めて、憲法改正論議を始めるべきで、9条にこだわって現憲法を死守するのは時代遅れの、非革新的政党で明治維新時に王政復古と言う言葉があったが、暦も江戸時代に季節のずれが生じて直したのを、元に戻そうとした動きがあった。このたくらみは陰陽師の安倍晴明 の流れから来ていた。明治の初めの役所の改正で暦が大学の方へ移り、内田弥太郎と福田理軒によって太陰暦を明治5年12月2日までとし、翌日は明治6年1月1日とした。当然急な暦の変更は多くの混乱を引き起こした。
政治家は正しいと思ったことは実行するべきで、混乱はじっくり対処すればよい。目先の選挙に追われ、高年齢の政治家は長い先を見ていないと感じる。