串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

蟹御殿の食事

2013年04月10日 | 宿-九州・沖縄

食事は2階の食事処でいただく。

足が下ろせる堀コタツ式のテーブル、卓上には電磁プレート。 

先付けは海茸の粕漬とピーナッツ豆腐。

どちらも味が濃くて酒の肴にはもってこい。

18:30を過ぎているのに、まだ明るい有明海を背後に。

カキがセイロの中で蒸されている。

大根メインの野菜サラダに自家製ドレッシングがよく合っておいしい。

アジアン風の器もおしゃれ。

さすがに刺身は活きがよい。

メインの茹で竹崎蟹が出てきた。

大きさは中ぐらいだろうか?

オス、メスどっちだったかな?

若い女性スタッフが食べやすくカットしてくれる。

途中、上手な会話をはさみながら。

味は濃厚でおいしかったが、あっという間に食べてしまった。

宿からのサービスだというカキが蒸しあがった。

レモンも何もかけないでこのまま食べる。

大きなカキだがあまり好きじゃないので、飲み込むようにして食べた。

宿併設のカキ小屋もこの日で終了。

カキのシーズンも終わる。

焼いた竹崎蟹が一人半身分出てきたが、なんだかもう面倒で・・・。

竹崎蟹と地元の名称がつけられているが、ガザミとか渡り蟹とかいう名前でよばれている蟹

大阪湾でも獲れ、岸和田のだんじり祭りの時に食べる風習があるらしいが、私の住む地域では売られているのをあまり見かけない。

茶碗蒸しが出てきたが、なにか物足りない。

近くのテーブルから肉の焼ける臭いが漂ってきて、う~ん、もう少し高いプランにするべきだったかなぁ。

あっさり系の料理が続いたので、この口底(舌びらめ)の唐揚げに飛びついた。

ご飯は蟹釜飯。

腹7分目ぐらいだったのが、このご飯で丁度満腹。

ボリュウムがなく、男性にはちょっと物足りない夕食かもしれない。

各種プランがあるので、もう少しはりこんだ方がよいかも。


 

朝食も昨夜と同じ席で。

 電磁プレートの上には鉄釜が乗っている。

お重を開ければ・・・。

鉄釜の中、時間に合わせて炊き上がった佐賀県産のヒノヒカリが光っている。

ヒノヒカリ、硬質米で私は大好き。

そうだ!佐賀県は海苔の生産量日本一だったんだ。

島原太陽卵というこだわり卵にこだわり醤油をかけて卵ご飯。

卵ご飯、そう好きではないので、旅館の朝食に出されても残してしまう。

海苔もそうなのだが、ここではおいしくいただいた。 

これも宿からのサービスという蟹シュウマイ。

せっかくのご好意だけど、おかずたっぷりなので、なくってもいいかな。

湯豆腐です。

はぁ、朝食はおいしかったです。


 

この宿、ご存知の方もおられるかもしれませんが、「カスベ」というテレビ番組の「全日本
温泉宿アワード2013」で一位に選ばれました。

その番組を見ている最中にHPから予約したのですが、一位に決定した後はアクセス
集中し、繋がらなかった。

やっと繋がっても、3月4月は連日満室。

今、ポツポツとキャンセルが出ているようですが。

宿のスタッフもテレビの影響の大きさに驚いておられた。

ほんとに一位の値打ちがあるのか?確かめるようなつもりで宿泊するのが楽しみでした。

結果的には部屋良し、眺め抜群、味もそこそこ、温泉はイマイチ。

これで@13900ですからコスパは良いと思います。

湯がもっと良ければ、源泉掛け流しなら言う事がないぐらい大満足の宿です。

でも、又、季節を変えて泊まってみたいと思っています。


蟹御殿の風呂

2013年04月10日 | 宿-九州・沖縄

蟹御殿の風呂は3ケ所。

7階にある宿泊者専用の「展望露天風呂」、1階別棟に日帰り客も入れる「有明海の湯」と
「貸切露天風呂」が6ケ所。

まずはエレベーターで7階へ上がり「展望露天風呂」へ。

風呂上りの休憩所にはマッサージチェアもおかれているが、狭いので落ち着かない。

こじんまりしたちょっとお洒落な脱衣所に浴用タオルは置かれていた。

タオル、バスタオルは部屋から持参するように・・・と、言われていて、風呂用のカゴもあったが。

ドアを開けると凄い風が吹き込んで来て、バタバタと鳩が飛び立つ音に驚いた。

カランが2ケ所。

案内スタッフが言っていたように、風が強いのでここで体を洗うのは寒い。

大急ぎで階段を数段上がり湯船へ。

 ひぇ~、眺めは抜群。

しかし、なんだか落ち着かない風呂だ。

この風呂は男女が時間によって入れ替わり、夜は24:00まで。

チェックイン時男性用だった風呂からは、長崎本線を走る列車が眺められる。

あいにく、通過するのは見れなかったが。

入浴目線で撮ると、海と一体化してるぅ。

エレベーターで1階へ下り、渡り廊下を通って貸切露天風呂へ。

右側は日帰り客用の駐車場。

予約しておいたのは長石風呂。

昨年1年の人気ベスト3は、一位「アジアン」二位「ひのき」三位「ジャグジー」だったらしい。

若い人好みだわ。

長石風呂の脱衣所。

眺めが良いと聞いて決めたのだが、左手の建物にさえぎられて大した眺めではない。

眺めでいけば「ひのき」か「アジアン」かもしれない。 

この貸切風呂は1時間1500円~2000円。

HPからの予約では1回無料サービス。

他の風呂は・・・?

あいにく施錠されていて見れたのはジャグジーだけ。

このジャグジーも早朝から予約が入っていたのだろう、鍵は開いていた。

こちらは大浴場「有明海の湯」。

別棟にあるので23:00までしか入れない。

朝は6:00~9:00まで。

夕方、シャンプーしようと行ったが、若い女性客のはしゃぐ声がうるさい。

↑の風呂で5人ほどが大騒ぎ。

立ち寄り客も積極的に受け入れているようだが、この女性達は東洋系の外国人。

ここまで来るのか・・・と、

どうしてあんなにうるさいのか?

まぁ、日本人でも若い女の子が5人も集まればうるさいだろうが・・・。

置かれているシャンプー類もちょっと品質が落ちるものであったり、
浴用タオルも置かれていないのでそうそうに立ち去った。

いちおう露天風呂もある。

源泉名:太良嶽温泉 22.2度 PH=8.37 成分総計142mg/Kgのアルカリ性冷鉱泉。

湧出量は419L/M とあるが、この宿の独自源泉かどうか不明。

湯温も低いので循環やむなし。