西の横綱のかんの温泉。
その風呂は、多彩過ぎてまとめきれず、なかなかアップできません。
立派な熊と鹿のはく製が壁に掛かる。
温泉棟のロビーです。
右奥に進むと風呂場。
左手には立ち寄り客がゴロンと横になれるような畳の部屋。
立ち寄り入浴客もあれだけの風呂に入ると疲れるでしょう。
横になりたい気持ち、オーナーはよく分かっておられる。
立ち寄りは、12:00~18:00までと、宿泊客にとっては、18:00終了は嬉しい。
まぁ、こんな山の中だから、夜間の立ち寄りは、ほとんどないのかも。
右手の戸は、宿泊棟からの入り口。
風呂は滞在中夜間も入れる。
なので、この戸はずっと開いている。
風呂は時間(20:00)によって、男女入れ替わる。
チェックインした時、女性は、左手イナンクル&イコロ・ポッカ。
イナンクルの脱衣場。
鍵がかかるロッカー有り。
化粧落としと洗顔料は、洗面所に置かれている。
長方形の湯舟が両方に並ぶ。
右手 イナンクルアンナーの湯
源泉4号と11号 温度:48.5度 湧出量:5L/M PH=6.8
Na=978 k=59.9 Mg=15.6 Ca=36 NH4=19.5
Cl=1297 HCO3=705 成分総計:3815mg/Kg
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
左手 イナンクルアンノーの湯
源泉1号 温度52.3度 湧出量13L/M PH=7.2
Na=1224 K=63.1 Mg=25 Ca=56 NH4=19.4
Cl=1101 HCO3=1812 成分総計:4759mg/Kg
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
この浴室、私は初めて。
以前、立ち寄りで来た時は、この浴室ではなかったんだ。
温泉成分で床が覆われつつある。
これは石灰分が多いのか?
鍾乳洞の水たまりのようになってきている。
カランやシャワーの湯は止めるまで出る。
翌日泊まった宿、桶いっぱいにするには、カランを4~5回押さないといけなかった。
露天風呂が2ケ所。
右手 春鹿呼(しゅんろくこ)の湯
源泉8号 温度:44.9度 湧出量:4L/M PH=7.2
Na=924.1 K=60.5 Mg=22.7 Ca=52.7 NH4=12.3
Cl=1220 HCO3=759.6 成分総計:3491mg/Kg
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
左手 秋鹿鳴(しゅうろくめい)の湯
成分はイナンクルアンナーの湯と同じ
こちらは館内にあるイコロポッカの湯
立ち寄り入浴も出来るが、こちらは15:00まで。
足元湧出のイコロ源泉(源泉5号)
温度:56.4度 PH=7.8
Na=1023 K=58.3 Mg=14.9 Ca=36.4 NH4=21.2
Cl=1315 HCO3=791.9 成分総計:3601mg/Kg
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
鍵がかかるロッカー、化粧落とし、洗顔料。
半露天という感じかな。
夕暮れ時、誰もいない私一人。
怖がりの私は、熊でも出ないか?びびり気味。
カランも 2(?)ケ所あるが、真夏でないとここでは寒くて体を洗えない。
真夏にはアブは出るのか?
ふ~、これで半分。
もう半分ほどの風呂があります。
温泉天国かんの温泉。