星羅四万十をチェックアウトし、今宵の宿の道後温泉まで、
どのルートで行こうか迷いましたが、もう少し、沈下橋を見たいのと、
久しぶりで足摺岬へ行ってみたいと思い、国道441号線を南下し中村を目指す事に。
今、中村市ではなく四万十市と名前が変わっているのですね。
「岩間の沈下橋」です。
四万十川に対岸の住宅が写り込んでいます。
結構、有名らしくて、ここで写真を撮る人も多いとか。
でも、橋脚は鉄製なんですよね。
こちらは、「勝間沈下橋」。
手前の白いのは、小石です。
今の季節、水量は一番少ないのでしょうか?
沈下橋が隠れそうになるぐらい水量が多い時は、この小石は、川の底。
多くの沈下橋は、昭和30年~40年ごろに作られたようです。
橋脚は鉄、橋桁はコンクリートと、案外素っ気ないもので、九州の石橋の
造形美と比べてしまい、なんだかなぁ・・・ですが、
悠々と流れる四万十川に架かってるのが絵になります。
四万十川の河口付近では、青のりの採取をしているようでした。
20年ぶりぐらいの足摺岬です。
足摺岬へ来るのは3度目。
初めて来たのは40年以上前。
泊まった民宿で夕食に出た、ぶりの刺身のプリプリなのには驚きました。
まだ、家庭に電気冷蔵庫も普及してなかった頃、大阪で、そんな新鮮な
刺身など食べられなかった時代です。
どこの、なんという名の民宿だったか?覚えていませんが、その時の感激だけは
今もしっかりと・・・。
天気も良く、温暖な感じがする太平洋。
「ジョン万次郎」の銅像が立ち、横に見えるのは、38番札所足摺山「金剛福寺」。
椿にはまだ少し早いようで、咲いているのはちらほら。
痩せて骨格まで分かるようなネコが・・・。
そのネコが歩いて行く先に、ネコ団子。
痩せていたのは、この子猫達のお母さんネコでしょう。
うぅ~、連れて帰りたい。
誘拐しちゃおうかな・・・。可愛い子でした。