串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
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谷屋のお風呂

2010年01月16日 | 宿-中国・四国

谷屋のお風呂は、貸切風呂が3箇所で大浴場も露天もありません。

全7室の宿で3つの貸切風呂。
いつ行っても、どこかは空いていて、滞在中に3箇所全て入る事が出来ました。

こちらは、タイルの上に椿の花が貼ってある「湯姫」という貸切風呂。

湯船の中にも椿が花咲き、いかにも女性好みという感じで、私もこの明るい
風呂が一番気に入りました。

他に「湯山」という、今では採れない貴重な湯山川の「あぶら石」の浴槽の風呂。
もう一つは、「湯月」という少し広い目の風呂があります。

源泉掛け流しという事ですが、寒い時期には加熱されるので、もしかしたら
一部循環かもしれません。

全ての浴槽の湯口は、湯の中にあり、浴槽からあふれ出す事なく
排出口に吸い込まれていきます。

湯は、まったりとした感じで、非常に心地よいものです。

浴室の扉に掛ける木の札。

内側から施錠して入ります。
もちろん、空いていれば、清掃時以外、いつでも使用可能で予約など不要です。

珍しい「顔湯」が2つあります。

椅子に座り、お釜のフタを取ると・・・。

那智黒のような黒い小石が敷き詰められ、右上のボタンを押すと顔に蒸気が当たります。
何か細かいモノが顔に当たるような感触です。

そういうものがあると知らなかったダンナは、チェックイン時、
ここに顔を伏せている女性を見て、「気分が悪いんだろうか?」と、思ったらしいです。

顔湯の横にも、浴室にも浴用タオルが置かれていて、バスタオルだけ
持って風呂へ行きました。

さすが、今治に近いだけあって、バスタオルは立派な大判、
浴用タオルも凝ったデザインでした。

チェックイン時、女性には↑のようなものが渡されます。

中身は↑と、ヘアーバンド、綿棒、コットン。

いい宿でした。
宿泊料金も部屋によって違いますが、そんなに高くはありません。

チェックイン時、車を誘導されてた女将さんは、早朝から
館内を見回り、風呂場にタオルを補給し、忙しそうにたち働いておられます。

おいしい食事と、グループや一人でゆっくり入れる風呂。
清潔な部屋に細かいところにまで行き届いた気配り。

3分ほど歩けば、道後温泉本館です。
今回、パスしましたが、6:00の太鼓に合わせて、朝食前に
道後温泉本館の湯で一風呂浴びるのもおつなものです。
空いていますしね。

又、泊まりに行きたい谷屋さんでした。

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