串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

銭湯鶴の湯

2015年11月01日 | 旅-東北

なの花温泉田田で見た宿場町の街並みの写真。

庄内オープンスタジオのポスターだった。

うわっ、いいなぁ、ここへ行きたい・・・と、思ったが、予定に組み込んでなかったのでどこにあるのやら?

月山弥陀ヶ原からの帰り道、地図を広げていると、なんと近いじゃない。

と、いう訳で月山高原牧場を通り、人里離れた所にあるオープンスタジオへ。

 

入場料金1300円、そして園内を移動するバスは乗り放題でプラス500円という。

えぇ~、高いなぁ・・・。

バスぐらい、誰でもタダで乗せればよいのに。

やめておこうか?どうしよう?こころの中で葛藤するが、ええカッコしぃの私、結局バスは乗らないで2@1300=2600を支払う。

相方がそばにいれば、「やめとこっ」と、なったと思うが、駐車に手間取り、そばにはいなかった。

入り口で浪人姿のスタッフから簡単な施設案内を受け、まず一番近いと思われる戦国大手門エリアへ。

大河ドラマで見た事があるなぁ。

ここから見たかった宿場町エリアまでは、550mある。

月山弥陀ヶ原を歩いた疲れもたまっているのだろう、もうこれ以上歩くのは嫌。

帰ろう。

はぁ、入場料金1300円は高いものになってしまった。

遊佐町ではお得な思いをしたけど、あれがみんなパァになってしまったような喪失感。 

早々に退場する私達を見てスタッフが声をかけてくれた。

映画「おくりびと」で使われた銭湯鶴の湯の実物がそこに・・・。

入場料金を支払わなくても見れるエリアに鶴の湯はあった。

営業を終了し閉店した建物を移築。

おくりびとの撮影オファーを何度も断られたが、監督の熱意で撮影実現し、数々の名シーンが撮られたという。

こちらは女湯だが、男湯には実際にもっくんが座った椅子もあるとか。

 

タイル絵が素晴らしい。

これも営業当時のものなのだろうか?

こちらは男湯のタイル絵。

案内板を写しました。

ロケが行われていない時の有効活用かもしれないが、敷地内、端から端まで2キロあり、全部見るには4キロ歩く事になる。

適時運行のバスに乗れば、歩く距離は少ないが、十分な時間がないと楽しめない。

この日の泊まりは富山市。

ここで時間をかけてはいられない。

はぁ、ここに寄る事を反対した相方に従い、羽黒山の門前で蕎麦でも食べていれば良かった。

 


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