2015.10.25 福井県大野市にある刈込池へ。
何かのサイトで見た池の周りを縁取る紅葉が素晴らしくて、是非行ってみたかった。
福井北ジャンクションから中部縦貫自動車道に乗り、終点まで。
ナビはこのジャンクションを認識してなくて、違う道へと誘導するが、それに抵抗して走る。
大野市の道路沿いには里いもを売る直売所が所々に。
そうだ!大野はおいしい里いもの産地だったんだ。
1軒の直売所で里いも1袋500円也を購入。
炊いてみると、肉質は緻密でねっとり、確かにおいしい里いもだ。
九頭竜線の鉄橋が見えた。
九頭竜湖辺りも今は紅葉の最盛期だが、以前、行った事があるので、今日はパスして刈込池を目指す。
九頭竜線の勝原駅辺りから県道173号線に入るが、この道は狭く、カーブミラーも少ない。
途中にある鳩ケ湯温泉では、刈込池を目指す車の呼び込みに精を出いていた。
おそらく、一番賑わう頃なんだろう。
延々と走り、やっと駐車場がある小池公園へ。
駐車場は結構な台数の車が停まっていた。
下小池駐車場に空きスペースを見つけ駐車したが、800m先の上小池駐車場に停めた方が歩く距離は短かった。
復路見かけた看板だが、上小池駐車場へはここから上り道のようだった。
刈込池は駐車場から近いだろうと勝手に思い込み、御覧の通り携行品ゼロで歩き始めた。
しかし、リサーチ不足で痛い目に遭う。
マユミの実が鈴なり。
なんだ、これは?
わずかに残るアザミにハチが頭を突っ込んで・・・。
まだかな~、もうすぐだろう・・・と、思いつつ歩く事30分ほどで↑の看板が現れ、えぇ~。
まだ1時間歩かなきゃたどり着けないんだ。
それなら、水、タオル、ステッキ・・・持って来たのに・・・と、後悔。
通って来た鳩ケ湯温泉で弁当でも買って来れば良かった・・・悲しい。
行くべきか、戻ろうか?一瞬迷うが、ここが目的ではるばるやって来たんだから・・・と、渋々歩き始める。
健脚ではないので岩場コースを歩くが、これが緩いながら、ず~っと上りが続く。
時々、色づいた木々が慰めてくれるが、雑木林のような道を延々と歩く。
自分のリサーチ不足に腹が立つ。
暑かったが、タオルもないし、飲み物も持ってない。
そして、とどのつまり、500m程岩ゴロゴロの急登になった。
はぁ、心臓パクパク、もう無理。
途中で座り込み、目的地を目前にして下りる事にした。
相方は上って行く。
家族連れも多く、小学生もふ~ふ~言いながらも上って行く。
「なんや!あそこまで行ったんやったら、後少しやったのに。あそこで引き返す気がしれんわ・・・。」と、相方にバカにされる。
池の写真を見せてもらったが、盛りは過ぎ、色あせ気味だったらしい。
良かった!絶好調の紅葉なら後悔はなはだしいが、色あせ気味なら途中棄権も許せる。
帰りは下りが多いのでルンルン。
途中でワン連れの方と出会う。
ワンは左前足のヒザが悪いらしくて、3本足で歩いている。
それでも、山道となったら元気よく歩くらしい。
はぁ、ワンも歩く道、私は歩けない。
こんなていたらくで、何が月山、苗場山・・・もう登山は無理なんだ。
遊歩道の入り口まで戻って来て、初めて↑を見た。
ここからではなく、脇道から入ったので、この看板は見ていなかった。
これを見ていたら、携行品を用意し、それなりの覚悟で入って行ったのに。
しかし、往復2時間どころではない。
3時間はかかるよ。
はぁ、幻の刈込池。
来年、再度チャレンジしようか。
既に見た相方は、反対するだろうなぁ。
話変わって、北陸道の北鯖江PA(下り線)へ初めて寄った。
トイレ休憩はSAで済ます事が多く、PAは素通りしてしまう。
コンビニ併設という事で、コーヒーでもテイクアウトしようかと思いながら店内に入ると、大手のコンビニではなく、聞いた事もない店名。
しかし、品揃えは凄い!
まず↑の新生姜の値段を見て驚いた。
198円、野菜直売所より安いんじゃないだろうか?
旅は始まったところだが、もちろん1つ買う。
そして店内こだわりの商品が並んでいる。
SAでは二流メーカーの商品が結構高い価格で売られていて買う気にはならないが、ここは違う。
あれも欲しい、これも買おうかな・・・と、悩んでしまうほど、珍しい商品が並んでいる。
驚き、感心している人が他にもいた。←こちら
この方のブログの方がずっと詳しいです。
夕陽のきれいな杉津PA、それにこの北鯖江PA、ホテルニューオータニ高岡経営の有磯海SA、いずれも下り線ですが、北陸道ではお気に入りのPA、SAです。