四国の温泉は冷鉱泉を沸かしたものが多く、ここ宝泉坊温泉もしかり。
大浴場はクアテルメの建物内にあり、宿泊棟の宝泉坊ロッジから
外履きに履き替えクアテルメへ。
クアテルメの廊下に冷水と壺が置いてあり、壺の中は何か?と覗き込むと・・・。
小梅干し
一粒食べ、冷水を飲んで温泉へ。
梅干しが置いてある所は初めて。
クアテルメの脱衣室の前を通り越して大浴場の脱衣室へ。
内湯には↑の温泉湯船、冷鉱泉(水風呂代わりか?)、ゆず風呂、薬湯の4つの湯船とサウナ。
こちらは ゆず風呂で、ゆずの香りはそうしないが、入ると湯がざぁ~っと
あふれ出て気持ちが良く、この湯船と冷鉱泉の湯船で交互入浴を楽しんだ。
こちらが冷鉱泉。
冷たい!
源泉温度は16.8度なので、多分源泉風呂ではないかと感じた。
森下仁丹が開発した「薬仁湯」を使用した生薬薬湯だが、泡が浮き、よどんだ感じで
なんだか気持ち悪くて入る気がしなかった。
生薬って・・・?
端午の菖蒲湯、冬至のゆず湯・・・も生薬を使った入浴法らしい。
こちらは大きな露天風呂。
写真はボケているが、ちゃんとした各湯船の情報が掲げられている。
全て加水無し、加温・循環・濾過だが明示している姿勢は評価したい。
源泉名:宝泉坊温泉 温度:17.3度 PH=7.8 成分総計:434mg/Kg
泉質:弱アルカリ性冷鉱泉
クアテルメの営業は22:00までなので、それ以降23:00まで
宿泊者は貸切湯が解放される。
貸切風呂の脱衣所。
以前の事は知らないが、クアテルメが出来るまでは、もしかしたら
この風呂が宝泉坊温泉の内湯だったのではないかと思った。
この湯船だけだが、湯は力強いものがあり、この湯が一番気に入った。
温泉的には物足りない感はあるが、低料金で設備の整った部屋に泊まれ、
食事も味付け良くおいしい。
クアテルメの駐車場内に街中で見かけるようなコインランドリーがあり
遍路旅を続けている人達にも、しばしの休息を感じられる宿だと思う。
近くへ来ることがあれば、又泊まるでしょう。