木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

抜けるような青空ですが、夜明け前散歩時の気温は6.5度。

またもや朝の最低気温を更新し、休みなので寒い中を無理して漕がず、二度寝。

さて、無風で良く晴れた昨日は、家族3人で島田市の山あいを訪ねました。

当初は大井川上流の紅葉をと思っていたのですが、

渋滞が心配なのと名物の吊り橋までのアプローチが犬連れでは無理と判断し、

大井川対岸の標高450mの山を目指します。

最初に着いたのはどうだん原の駐車場。

遠くに駿河湾まで見渡せます。

どうだん原の由来はここから800mほどにドウダンツツジの群生があるからだそうです。

この景色を眺めながら昼食をとっている人も何人かいます。

駐車場はほぼいっぱい、老若男女と言いたいところですが、「若」ほんの少し。

普通の服装の人、トレッキングスタイルの人とすれ違います。

10分ほどで着いたドウダンツツジの群生地ですが、赤みはイマイチです。

空の青を背景にすると、少しは見栄えがします。

Mayは紅葉や景色よりも

ここまで歩いてこられたことがうれしいようです。

本当は少し走らせてやりたいのですが、人もいたので自重。

駐車場に戻る少し前にこれからどうだん原に向かう、8歳のラブラドール犬に遇い、大喜び。

車で数分移動すると

千葉山智満寺、1200年以上の古刹(こさつ)だそうです。

本堂に行くには、このあまりにも急すぎる階段を上らなければなりません。

最近は坂道を見ると何でもロードバイクの出力に置き換えてしまいます。

この足にくる疲れから少なくとも出力300wは超える激坂です。

脊柱管狭窄症を抱える妻はやっとの思いで上がります。

私は激坂とは言え、たかだか100mなので、難なく上ります。

苦労の甲斐あり、山門の左右のこの仁王像、

ここが由緒ある寺であることが実感できます。

そしてこの山門をくぐると、きれいにそろった茅葺きの本堂。

この奥には国宝の千手観音像がありますが、残念ながら撮影禁止。

本堂の廊下をぐるりと回って、しっかりと千手観音像をみます。

ガラスケースに入った繊細な色彩の本尊は遠目にも美しく、一見の価値は十分にあります。

島田市千葉山周辺、派手な観光スポットではありませんが、

それがかえって気持ちがほぐれ、心が軽くなります。

皆さんも是非、行ってみてください。

さあ、三連休強化練習の最終日でもあります。

ちょっとがんばって自転車を漕いできます。

皆さんも良い日曜日をお過ごしください。



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