木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

今朝は風も雲もなく、気温は1℃まで下がっています。

日曜夜は帰宅直前2㎞で右折して、コレジムで筋トレをすることもあって、

就寝が12時を過ぎます。

なので、Mayの散歩終了後は、すかさず二度寝です。

さて、昨日は9時過ぎから作業を始めます。

まずは1寸5分(45㎜)角材に墨をつけ、垂木が乗る欠き込みをします。

これを主屋の妻壁にビス止めします。

書くと簡単そうですが、取り付け個所のすぐ上の屋根があり

人も入りにくいし、インパクトドライバーを回すのもギリギリで結構大変な作業です。

続いて下屋の垂木の墨付けをします。

尺(303mm)間隔で横桟の入る溝の欠きこみための墨です。

1本の垂木に15個の墨をします。

上端だけでなく、左右にも墨をしますが、基本的に単調な作業です。

でも、私はこういうような淡々と繰り返す作業は嫌いではありません。

午前中は5本の墨付け。

お昼を食べた後も同じ作業の繰り返しで夕方の5時の時報までに12本が終了。

残り5本は来週の日曜日と思っていたのですが、

この日2月4日は技能検定の学科の試験日でした。

土曜日の夜にやったカンナの耳の作業を紹介します。

耳とは2枚刃カンナで裏側の刃物を裏座とか裏刃といい、

その上部の少し曲がっている部分を耳と言います。

裏座の役割は、削る時に逆目を止めることです。

アンビルの角に裏座を載せて、玄翁でコツコツ叩いていきます。

時折、表の刃と合わせてみて、がたつきがないか確認します。

でもこれが思った以上に難しい作業です。

ほぼ整ったと思いますが、まだほんの少し、浮いていますが、

まあ、これでいいでしょう。

午前中の墨付け作業の合間に入り込んで、切れ味を確認します。

自分ではまあまあだと思いますが、

訓練校の校長先生はどう判断するが、土曜日の教室が楽しみです。

それでは今週も元気に行きましょう。



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