木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

風もなく、しっかりと冷え込み、JA温度計は日曜日以来の

気温零度を示しています。

昨日、義母の葬儀を済ませました。

私たち「Team 山本」には介護はやり切ったという気持ちはありますが、

介護室だった部屋が仏間に戻り、義母が小さな骨壺に収まると

やはり、寂寥の感があります。

そして、今日からここに供養の膳が備えらます。

そこには黒豆も添えられます。

この黒豆の煮方、大門未知子も「失敗しないので」と言っているのでお試しください。

料理研究家・土井善晴さん、あるいはその父の土井勝さんのレシピです。

黒豆300gを計量し、洗います。

煮豆のレシピはどれも「洗う」と書いてありますが、

今の豆はきれいに選別されているので、

小豆、大豆、黒豆を問わず、洗う必要はないと私は思っています。

まあ、とにかく2L(リットル)に水を加え、火にかけます。

一晩浸す必要はありません。

醤油50㎖、

塩大さじ1/2、

砂糖250g、

重曹小さじ1で調味液を作ります。

混ざり切らないので、

鍋のお湯を使って溶かして、

鍋に入れます。

一日目はこれで終了。

この鍋、きれいな銅色をしてますが、銅にしては少し軽いので

私はなんちゃって銅鍋だと思っています。

2日目は煮立ったら、弱火で8時間とレシピにはあります。

しかし、私は朝90分煮て、一度火を切ります。

そして、また昼に90分、夕方に90分と煮て、冷ましてを繰り返します。

3回目が終えたところで、妻に好みの固さを聞きます。

我が家の大門が「もう少し柔らかく」というので4回目。

ここからは粘度も出てきて、焦げ付きやすいので気を付けましょう。

また、むやみにへらでかき回すと皮が破れます。

最後の見極めは、大切です。

好みの艶に煮上げたら出来上がり。

皮のしわも破れもなくきれいな黒豆ができました。

オリジナルでは黒さを増すために、錆びた鉄くぎを書いてありますが、

私はこの黒さで十分だと思います。

市販の煮豆でもいいのですが、

せっかくの暮れにこの黒豆に挑戦して見て下さい。

計量をしっかりし、時間をかければ、失敗しないので。

それでは今日も元気に行きましょう。



コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )