木を愛し、土に親しみ、犬と戯れ、思いつくまま気ままに発信、知る人ぞ知る「山章工房」のブログです。
山章工房の木土愛楽(きどあいらく)



おはようございます。

今朝も本格的な冷え込みで、気温はマイナスまで行くかと思っていましたが、

JA温度計は0℃でした。

風が吹いていないのが、せめても幸いです。

さて、今週前半のヒマな時にまた、黒豆を煮ました。

出来上がりは御覧のように上々です。

暮れにもおせち用に作って「私失敗しないので」で豪語していたのですが、

妻が「味はいいけど、ちょっと硬くて」

私、「こんな、もんじゃない。」

松の内は過ぎましたが、我が家では妻が

「ばあばの霊前にお供えしたいから」といいます。

また、私にしてみても、この甘じょっぱさは酒のいいあてになります。

お正月にとある料理番組を見ていたら、京都の割烹で

黒豆を松葉で刺して供していました。

うん?もしかしたら私の黒豆は妻が言うように硬いのかな?

もう一度レシピを検索してよく読みます。

この1行を読み飛ばしていました。

「ふた付きの鍋に【煮汁】の水を入れて火にかける。煮立ったら火から下ろし、

熱いうちに【A】とさびくぎ、黒豆を加え、一晩おいて豆を戻す。」

豆を一晩浸すのは常識ですが、きっと土井善晴のレシピは「革新的」だから

それを省いたんだと、私が思い込んでいたために起こったミスです。

改めて思い込み、決め込みは怖いものだと思いました。

後はレシピに変更はありません。

黒豆300g、

砂糖250g、塩大さじ1/2、重曹小さじ1/2、醤油50㎖です。

水2ℓを煮たてて、調味料を全部入れます。

黒豆を入れて、ふたをして一晩おきます。(実際には一昼夜置きました。

鍋を火にかけ沸騰したら90分弱火で煮ます。

これを1セットとして、3~4セット繰り返します。

この鍋は黒豆の分量とぴったりなので、吹きこぼれや焦げ付きの心配はありません。

豆にもよりますが、今回は3セットで十分に豆は柔らくなりました。

タッパーにざるで濾しながら、煮豆をあけ、煮汁だけ多少煮詰めました。

これなら実際にはやりませんが、松葉も刺さるはずです。

改めて言わせてください。

「私、もう黒豆失敗しないので。」

もちろんばあばの霊前にもお供えします。

それでは今日も元気に行きましょう。

 

 



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