【本日は連休最終日。予約投稿にて】
先日テレビ番組でのとあるプロ野球選手のインタビューが放送されていて、チーム内の人望の厚い彼のエピソードがふたつ紹介されていた。
ひとつは「二軍で調整していた時に、錆付いたフェンスを見て、契約更改時に球団へ異例の『年俸引き下げ』を要求し、下がった分でフェンスを新調して欲しいと訴えた」、そしてもうひとつは「新人選手の初勝利、初ヒットの際に、記念の高級時計を贈っている彼が2000本安打達成した試合後に、チームメイト・裏方さんたちから時計を贈呈された。」のふたつ。
そのエピソードに対して、彼は「最終的にフェンス代は球団が負担してくれるものだと思った」「時計についてはこれまで何千万も使ってますからね」と笑顔で答えた。もちろん冗談で答えているは分かるのだが、数ある言葉の中でその言葉を選んでしまった彼は非常に残念だった。その選手は本ブログにも登場したことのある、私にとっては好きな選手のひとりだっただけに野球のセンスと言葉のセンスのギャップに落胆してしまった。
言葉って本当に難しい。ちょっとした言い方で全く別の趣旨になってしまう。また「それを言っちゃ~」の発言ですっかりイメージが変わってしまった人はこれまで少なくない。特にお金に関わる話は、言い方次第で非常に下品になってしまうし、人となりが明確に表れてしまうので注意が必要である。
特に饒舌な私は十分に気を付けなければ・・・
もう遅い?そりゃ~失礼しましたふん