スポーツ新聞の記事に懐かしい名前を見つけた。
広島東洋カープの元選手ゲイル・ホプキンス(70)。
約10年ぶりに広島市を訪れ、記者会見を開いた。カープの帽子をかぶり「広島が私の人生を変えた。この地を再び踏めてうれしい」と喜んだ。
1975年、米・シカゴで会ったジョー・ルーツ監督が「カープはずっと下位に低迷しているが、日本一の選手が集まっている。そのうち勝つ」と入団を誘ったエピソードを紹介。同年に実現した初優勝について「14年間の野球人生で最も楽しい思い出だ。本当に素晴らしい選手に出会えた」と頬を緩ませた。1991年以来、優勝から遠ざかっているカープの後輩たちに向け、「負けることに慣れてはいけない。自分に高い期待を持ってほしい。私は今でもカープファンだ」とエールを送った。
1977年に引退後、祖国の医科大に入学。現在は、カリフォルニア州で整形外科を開業している。同区である日本整形外科学会の学術総会で、専門家向けに講演するために来日した・・・とのこと。当時から私はジャイアンツファンであったが、兄がカープファンだったので、後楽園球場でのジャイアンツ戦で決めたカープ初優勝の瞬間も見せられた記憶があるものの、彼のプレースタイルは余り覚えておらず、守備位置の記憶もない。印象に残っているのは名前だけである。一時期カープはかなり強かったものの、現在新しく誕生した楽天を除き、セ・パリーグで一番長く優勝から遠ざかっているチームになってしまった。その当時を知るカープファンにとってホプキンスはきっとタイガースのバースのような存在なのかも知れない。
ちなみにジャイアンツでの最強外国人選手はやはりクロマティーなんだろうな~