2020年夏のオリンピックの開催地決定を8日に控えて、世間が騒がしくなって来た。
2016年の招致に敗れた2009年10月から4年が経ち、前回敗因とされた「国民の盛り上がり」は、昨年の銀座パレードで最高潮を迎えてしまって気がして、あまり肌で感じないままで迎える開催地決定の瞬間である。果たして他国ではどれだけ盛り上がっているのだろう?
イスラム圏初開催のトルコ・イスタンブールは緊迫する隣国シリア情勢を、スペイン・マドリードの経済不振、そして放射能まみれのニッポン・・・各国諸事情を抱えている。ただ開催地に決まれば、開催へ向けて残り7年間で改善に努力するだろう。「そんなことしている場合か?」とか「まず優先順位」等・・・と色々批判もあるだろうが、いつも言っているように「祭り」って生きて行く上で絶対に必要だと思う。
もし東京オリンピックが開催されれば、私は54歳である。恐らく生で観戦出来る最後の自国開催であろう。開催によって私の今後の人生計画も大きく変わるだろう。
あと二日、さてさて結果にいかに? 静かにその時を待とう。