先週の休日にアメリカン・ポップ・アート展(10/21まで)を観に六本木の国立新美術館へ出掛けた。
【みどころ】アンディ・ウォーホルの最高傑作《200個のキャンベル・スープ缶》を日本初公開。アメリカン・ポップ・アートの個人コレクションとしては世界最大級のパワーズ・コレクションの全貌を、世界で初めてまとまった形で紹介。ポップ・アートの黎明期からパトロンとして支援してきた夫妻と作家たちとの交友をものがたる作品を紹介。ウォーホル、リキテンスタイン、オルデンバーグ、ローゼンクイスト、ウェッセルマン、ラウシェンバーグ、ジョーンズら、巨匠たちの1960年代の代表作を含め、絵画、彫刻、素描、版画、マルティプル等、約200点により、アメリカン・ポップ・アートを総合的に紹介。
アメリカンポップアートは昔から好きで、中でも特にウォーホルのファンである私は自宅にモンローやエリザベステーラーの作品を飾っている。今回はウォーホルを始め8名のアーティスト毎にコーナーが分かれているのだが、もちろん私はウォーホルに一番多くの時間を費やした。とにかく200個のキャンベル・スープ缶(上の画像右)は圧巻であった。欲しい・・・
今回特に驚きなのは、キミコ・パワーズさん(画像上)が「個人」で収集・出展している点である。館内で彼女のインタビュー映像が流されているのだが、自宅のあちらこちらに館内に展示されている作品たちが無造作に飾られている。いやいや羨ましい限りである。ちなみに今回の展覧会情報は7月に知り、キャンベルスープが付く前売り券を購入しておいた。これまた何ともお洒落である。
鑑賞後、スープを受け取りグッズコーナーに立ち寄った。そこでも目に留まるのはウォーホルで、額に入った高額作品から安価なポストカードまでウハウハしながら長時間滞在してしまった。また今回の展覧会のCMスポットも何ともお洒落である。