今年も夏祭りシーズンとなり、各地区で夏祭りが開催されて大変盛り上っているようだ。
我地区も小学校のグランドにて開催されて、小学校通学地域の各自治会が参加し、約3000人が参加されて大好評だった。
今年で第28回の開催となるが、数年前までは少子高齢化の影響だろうか、参加者数は減少傾向を辿っていたが、
この2、3年は、逆に参加者が増えてきていた。
今年の不安定な天候で雨が心配されたが、予報が外れて朝から真夏の太陽が顔を出して
準備作業には大変厳しく暑くて熱中症が心配な状況であった。
各自治会代表の応援を受けてほぼ予定通り3時前には、会場設営が終了し、模擬店などの準備も5時前には完了していた。
5時の開会前から、多くの待ちきれない子供たちで、目差す模擬店前に長い行列が出来ていた。
模擬店は、食べ物コーナー・輪投げやお菓子掬いなど、思い思いの趣向を凝らして、全て各自治会が準備から担当して苦労されている。
家族連れの参加者は、行列に並びながらの微笑ましい家族の触れ合いが行われており、中学生達も久し振りの再会を楽しんでいるようだった。
早々に、模擬店が売り切れとなり、日没ごろからは、盆踊りなどの輪が出来て、中高年の方々も額に汗して楽しむ光景があった。
盆踊りの輪が拡がってきた頃に、市長が会場へ訪れられて舞台での踊りの輪に加わり、盛り上がりも最高になってきた。
昨年も市長の来訪があったが、人懐っこい姿勢で多くの市民とのふれあいをされており、大変好評であったようだ。
和太鼓保存会の演奏や大抽選会などもあり、今年も天候に恵まれて市民の手作り参加の夏祭りは大成功であった。
行政や各種商店街などの祭りも多いが、不況の影響で縮小傾向と聞いており、地区の手作りまつりの意義は大きい。
予定時間を超えての賑わいであったが、終了後の後始末や撤収作業が終わったのは、10時半近くで、長~い一日であった。
社会体育振興協議会の主催での開催であるが、年間事業の中で多くの地域住民が参加しての最大のイベントであり、
多くの住民同士の温かい触れ合い交流の場となって益々盛んになって欲しいと主催者の一員として願っている。