横浜みなとみらいの新港パークに今秋OPENした「CUPNOODLES MUSEUM」 (安藤百福発明記念館)に出かけてきました。
このミュージアムは、カップヌードル発売40周年を記念して出来たそうで、館内にはインスタントラーメンに関わる様々な展示が行われており、ラーメン愛好者を自他共に認める管理者には必見のスポットでした。
また、このミュージアムは、あの著名なアートデイレクターの佐藤可士和氏が総合プロデユースされたと聞き、その斬新なアートデザインにも期待していた。
ミュージアムに着くと、期待通り白とレンガ色のシンプルな立方体の形をした建物は実に斬新で、エントランスホールも天上まで吹き抜けの空間が拡がっており、素晴らしいアーテイステイックな作品に驚きました。
案内書によると、ミュージアムのロゴマークは、カップヌードルのパッケージからインスピレーションを得て「」を3個重ねたそうで、「
」との出会いがこのミュージアムのデザインになっているそうです。
入場券窓口では、平日でしたが長い列が出来て整列販売されており、その人気ぶりに驚いたが、手作りでカップヌードルやチキンラーメンを作って食べるコーナーも予約制で、大混雑でした。
先ず最初に入ったのは、「チキンラーメン」が発売された1958年から現在まで、約3000点を超えるラーメンのパッケージが壁一面展示されている「インスタントラーメン・ヒストリーキューブ」で、世界を席巻した日本初のインスタントラーメンの歴史を視覚で感じ取っていた。
現在の世界で消費されている量は、954億食だそうで、まさに世界に新しい食文化を発信した原点を見せられた思いで、 「人類は、麺類である・・・」という言葉が響いていた。
さらに、発明者の百福氏の研究小屋が再現されていて、研究に使われた鍋や乾燥麺などありふれた道具や設備から、世界的ブームとなった思考過程が紹介されていた。
また、カップヌードルの製造過程を体験するコーナーでは、子ども達が「麺」となって製造過程を巡るコーナーもあり、ネットやコンベアの上をくぐりながら楽しんでいた。
ラーメン大好きの管理者にとっては、改めて世界的な人気食となっているインスタントラーメンの発明・発見の過程を見て、見逃しやすい創造力の偉大さを学ぶ機会となっていた。