秋も深まり、「食欲の秋」、「スポーツの秋」・・・など知力・体力・徳力の三力のベースとなる「食育」のシーズンとなり、美味しい秋の味覚が堪らない日々を迎えている。
昨日は、冬の味覚の王様であるふるさとの「越前ガニ」が解禁を迎えて、今年の初競りでは、2万8千円の値が付いたそうですが、今年も豊漁が期待できそうで、カニ大好きの管理者には堪らないシーズンとなった。
「福井人」を自認する管理者にとっては、ふるさとの山・海の旬の味覚は、何にも代えられないもので、その時期になるとお取り寄せや贈り物で、もっとも幸せを感じる季節でもある。
先日は、知人から「上庄の里いも」が送られてきたが、大野市上庄地区の伝統の特産品で あり、この独特の煮くずれしない堅さと歯応えは他の里芋には味わえないものだと思う。
大野地方は、銘水百選に選ばれている自然豊かな農村地帯で育ったもので、その味わいも全国的にも高い評価を得ているようである。
先日は美味しいお米の代名詞ともなっている、福井産の「東郷米 コシヒカリ」が贈られていたが、あのふるさとの風土の元で育った新米は、今の時期何よりもふるさとを感じる時である。
また、先日も「もみわかめ」と「花らっきょう」を、友人より贈っていただいたが、これも福井の味として欠かせない食卓の友として、家族で毎食奪い合いとなり、丁度今の季節は、産地の三国三里浜では、らっきょうの花が満開となっているとお便りが届いていた。
「らっきょう」には、福井在住時に、父のあだ名となっており、それを受けて管理者にも「子らっきょう」と、有難い命名されていて、特別の想い出があります。
明日は立冬を迎えるが、長い冬が近づくと雪の閉ざされても恵まれた自然と山海の美食を味わい健康長寿の国として、「知力・気力・徳力」を育む豊かな土壌があり、ふるさとを想う季節でもある。