MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

毛無山・十二ケ岳登山

2011年11月28日 | 山行・ハイキング

山友からお誘いがあり山梨県足和田村の「毛無山~十二ケ岳」に日帰り登山に出かけてきました。

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話を聞いた時には、「余り高い山ではないが、岩場やつり橋もあり非常に変化のある面白い山行ですよ・・・」と聞き、疑いも無く静岡県と山梨県の県境にある「毛無山(1945M)」とばかり思っていたが、何と足和田村にも、「毛無山(1500M)」があり、知らなかった~

山梨県には、山が無いのかと思えば(笑)、実に山が多く今回の十二ケ岳は、山梨百名山だそうで、同じ名前の山があることも驚きでした・・・

[山行・コースデータ] :11月27日=自宅(藤沢)6:20~東名高速~御殿場~東富士道路~富士吉田~足和田村~文化洞トンネル駐車場8:40=登山口9:00~長浜分岐9:30~毛無山山頂10:30=10:45~六ケ岳11:15~十二ケ岳山頂12:42(昼食休)13:25~桑留尾分岐14:40~森下キャンプ場15:18~文化洞トンネル駐車場15:30=総時間(休憩含)6時間30分

この日は、恒例の河口湖マラソンが開催される日であり、河口湖周辺の道路規制や渋滞が心配されたが、富士吉田ICを降りると渋滞は無かったが、河口湖周辺には規制がかかっており、足和田山を回り西湖周回道の迂回コースでようやく長浜の文化洞トンネル登山者用駐車場に、到着した。

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既に駐車場には10台の車が駐車していたが、思いのほか登山客は少なかった。

トンネル脇の登山口から尾根筋に出るといきなり直登となるコースでしたが、落葉を踏みながら晩秋の風景を感じながらひたすら前へ前へと歩を進めるが、1週間前のマラソンの疲労が残っており、ふくらはぎが悲鳴を上げ始めていた。

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約30分で長浜方面への分岐点を過ぎると、つづら折りから直登となり、喘ぎながら歩を進めていたが、いきなりコース脇にクマかイノシシかユニコーンかと思える巨体?が表われて一同腰が抜けそうになったが(笑)、何と誰が仕掛けたのか倒木でしたが、よく見れば見るほど目・口・脚・胴体など実によく似ており、大笑いとなっていた。

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分岐点から約30分で毛無山山頂へ到着すると、スペースは僅か30㎡程ですが、青空の快晴ではなかったが、遠望を遮るような雲も無く、目の前にドド~ンと薄化粧した雄大な富士山が全貌を見せており、その手前には河口湖・西湖など素晴らしい展望が開けていた。

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眼下の河口湖長浜の湖尻では、マラソンランナーの姿が微かに見えており、沿道から応援する太鼓の音も響いていた。

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小休止の後、十二ケ岳へと向かうが、一ケ岳から二ケ岳、・・・十二ケ岳までピーク小岳がありアップダウンが続くが、八ケ岳辺りまではさほど大きな変化もなく、富士山や西湖などの展望を楽しみながら歩む・・・

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「八ケ岳」は、あの長野県・山梨県に跨ぐ赤岳・横岳などの「八ケ岳(ヤツガダケ)」とは異なり、小さな岩の塊でした(笑)・・・

十ケ岳からは、岩峰が続きロープや鎖場の連続となり、自ずと緊張感が全身に走りひとつ踏み外せば、切れる谷に滑り落ちるような恐怖感を覚えていた。

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その最大の難所は、十一ケ岳から目の前に絶壁が迫りくる十二ケ岳へは、ゆらゆら揺れるつり橋を渡り、その先には、約7M ほどの急登する鎖場や激坂が続き、その緊張感は半端じゃない・・・

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また、岩場では浮石が多く、落石の危険が付きまとい一歩づつ慎重に登り降りしていたが、ロープのない激坂も多く、十二ケ岳山頂に着いた時には、どっと疲労感を覚えていた。

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山頂には、7、8人のハイカーが相前後して到着し、狭いスペースで相互に情報交換しながら昼食を摂っていたが、360度の展望は素晴らしい。

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また、小さな二つの祠がありましたが、岩の上からは、南アルプスの北岳・農鳥岳・塩見岳などの遠望や、富士山手前には大室山・天神山など墨絵のような美しい眺望が望めました。

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昼食後は、桑留尾(くわるび)へのコースを下山するが、しばらくは約10M近くもあろうかと思われるロープ場の岩場を降りるが、その先は、落葉樹林の下り坂をひたすら歩み、約1時間20分で、文化洞トンネルへの分岐点に到着。

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この後、しばらくトラバースして落葉を踏みながら「旧根場通学路」?を経て、約40分で森下キャンプ場に到着してみると、紅葉の真っ赤な紅葉に出会い、疲れも消えるような充実感を覚えていた。

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湖畔路を約10分歩いて、ほぼ計画通りに文化洞トンネルに到着して、帰路に着いた。

ところがここからが想定外の連続で、河口湖周辺の規制は解かれていたが、東富士道から御殿場市内、東名高速と連続して記録的な大渋滞に巻き込まれ、厚木ICを降りるまで約5時間を要し、帰宅したのは、夜の9時を過ぎていた  

コメント
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